米バスケ界で話題 超ぽっちゃり選手の“奇跡の3P”が400万再生「これは元気くれる」
米大学バスケットボール界で話題の選手がいる。ジャクソン・ステイト大のマネージャーだ。2日のアーカンソー大との今季最終戦で見せた“奇跡”の3ポイントシュートを米メディアが動画付きで「ステフィン・カリーのようなスリーポイントを披露」などと続々と報道。「これは元気くれる」とファンの反響を呼んでいる。
米メディアが続々報道、バスケ選手には見えない、でも…
米大学バスケットボール界で話題の選手がいる。ジャクソン・ステイト大のマネージャーだ。2日のアーカンソー大との今季最終戦で見せた“奇跡”の3ポイントシュートを米メディアが動画付きで「ステフィン・カリーのようなスリーポイントを披露」などと続々と報道。「これは元気くれる」とファンの反響を呼んでいる。
とてもじゃないが、バスケット選手には見えない。背番号35の白いユニフォームを着た選手が、73-46の残り2分5秒でコートに登場。失礼かもしれないが、ゆっくりと歩くその体は明らかに贅肉が多めだ。100キロは優に超えているであろう横に大きな体はバスケコートに似合わない。しかし、驚きのプレーを見せた。
味方のカウンターから3ポイントラインより2メートルほど手前でボールを受け取ると、次の瞬間だった。ドリブルをすることなく、すぐにゴールを狙う。無謀に思えた。しかし、高々と上がったボールはリングに吸い込まれたのだ。味方ベンチ、スタンドも飛び上がってはしゃぎ回る。実況も大興奮だ。
米メディアはSNS上で続々と動画を公開。米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」の公式ツイッターでは400万回再生を超え「ジャクソン州立大学のマネージャーがユニフォームを着て、最後の2分間プレーした。彼は今まで大学の試合に出場したことはない。トーマス・“スナックス”・リーは成し遂げた」とつづっている。
米スポーツ専門局「ESPN」も公式ツイッターに動画付きで「トーマス・“スナックス”・リーは初めて試合でプレーした。そしてカリーのような3ポイントシュートを放った」と投稿。同局の記事では「この24時間で、トーマス・“スナック”・リーの人生は変わったと言えるだろう」と記している。さらにこうつづった。
「観衆が『スナックを求めていた』と歌い、リーを迎えた。リーは何度かスリーポイントをミスするも、残り17秒の場面で自身にとってのこれまでを全て変えるスリーポイトを沈めることに成功した」