かつて日本で二刀流!? “サードのチャップマン”も凄い 鬼肩スローに米唖然
米大リーグでファウルゾーンから驚異の“剛腕”を発揮し、崩れた体勢からノーバウンド送球を演じた三塁手が出現。MLB公式ツイッターが動画付きで紹介し、ファンを唖然とさせている。
大学時代に日米大学選手権で登板のア軍三塁手チャップマンが驚愕プレー
米大リーグでファウルゾーンから驚異の“剛腕”を発揮し、崩れた体勢からノーバウンド送球を演じた三塁手が出現。MLB公式ツイッターが動画付きで紹介し、ファンを唖然とさせている。
“サードのチャップマン”の剛腕ぶりも凄い。圧巻のスローイングを演じたのは、アスレチックスのマット・チャップマン内野手だ。
27日(日本時間28日)の本拠地マリナーズ戦。5-3とリードして迎えた6回2死一塁。打者モターが放った痛烈な打球が三塁線を襲った。これを三塁手チャップマンが弾いた。ボールは三塁ファウルゾーンでバウンド。しかし、右手で素手で拾い上げると、24歳のルーキーは信じられないプレーを見せる。
拾い上げた体勢は三塁ベンチ方向に流れ、崩れた状態だったが、1、2歩で踏み切ると、ジャンプして反転送球。すると、放たれた力強いボールは一塁までノーバウンドで到達し、悠々とアウトにしてみせた。驚愕のプレーに実況も本拠地も大興奮。チャップマンはベンチでナインから称賛のハイタッチの嵐となっていた。
今年6月にメジャーデビューしたばかり。メジャーでチャップマンといえば、ヤンキースのMAX169キロのメジャー最速左腕、アロルディス・チャップマンの名前が思い浮かぶが、こちらのチャップマンも“剛腕”は圧巻。大学時代は13年に日米大学選手権で来日し、4番を打ちながら救援で登板。吉田正尚(青学大)、中村奨吾(ロッテ)らがいた大学ジャパンと二刀流で対峙した経験を持つ。
そんなキャリアを誇る24歳の驚愕プレーはMLBが公式ツイッターが動画付きで紹介。あまりの鬼肩ぶりにファンも感嘆の声を上げるばかりだった。