26歳左腕が限定付き“2017年最速” 「165kmストレート」に賛辞「見ていて楽しい」
米大リーグで102.6マイル(約165キロ)の「火の玉ストレート」を投げ込んだ投手が出現。MLBの解析システム「スタッツキャスト」は、ヤンキースのアロルディス・チャップマン投手を除けば“2017年最速”を記録したと発表し、公式ツイッターで動画を紹介すると、驚きが広がっている。
パイレーツのリベロがオリオールズ戦で自己記録を更新する「火の玉ストレート」
米大リーグで102.6マイル(約165キロ)の「火の玉ストレート」を投げ込んだ投手が出現。MLBの解析システム「スタッツキャスト」は、ヤンキースのアロルディス・チャップマン投手を除けば“2017年最速”を記録したと発表し、公式ツイッターで動画を紹介すると、驚きが広がっている。
目にも止まらぬ速さとはよく言ったものだ。圧巻の一球を投じたのは、パイレーツのストッパー、フェリペ・リベロ投手だ。
27日(日本時間28日)のオリオールズ戦。5-3で迎えた9回表1死の場面だった。オリオールズのアンソニー・サンタンダー外野手に対する初球、左投げのリベロが投じたボールは糸を引くように外角に構えた捕手のミット寸分の狂いなく収まり、見逃しのストライク。この瞬間、表示された数字が衝撃を与えた。スタッツキャストの分析によると、リベロの投球は102.6マイルを計測したという。
さらに、スタッツキャストは公式ツイッターでも「102.6マイル! パイレーツのクローザー、リベロが投じた球はアロルディス・チャップマンの名を持つ選手を除くと2017年最速である」と速報。歴代球速上位は104.3マイル(約167.8キロ)のメジャー最速記録を持つチャップマンが独占しているが、チャップマンを除けば“2017年最速”になるという。リベロは7月8日のカブス戦で102.1マイル(約164キロ)を2度計測しているが、自己記録を更新した。