松山ら世界選抜、米国選抜に完敗 米メディアが指摘「マツヤマは精彩を欠いていた」
2年に一度行われる米国選抜と世界選抜による男子ゴルフの団体対抗戦、プレジデンツカップ(リバティ・ナショナルGC)の初日が28日(日本時間29日)に行われた。世界選抜として3回目の出場となった松山英樹(レクサス)は、シャール・シュワルツェル(南アフリカ)とのコンビで第1試合に出場したが、今季年間王者ジャスティン・トーマス、リッキー・ファウラー組に6&4(4ホールを残して6つのダウン)と完敗。チームも1勝1分3敗で、米国選抜に1.5-3.5と2ポイントのリードを許す苦しいスタートとなった。
プレジデンツカップ初日、松山・シュワルツェルともに不調で米国選抜に6&4で敗戦
2年に一度行われる米国選抜と世界選抜による男子ゴルフの団体対抗戦、プレジデンツカップ(リバティ・ナショナルGC)の初日が28日(日本時間29日)に行われた。世界選抜として3回目の出場となった松山英樹(レクサス)は、シャール・シュワルツェル(南アフリカ)とのコンビで第1試合に出場したが、今季年間王者ジャスティン・トーマス、リッキー・ファウラー組に6&4(4ホールを残して6つのダウン)と完敗。チームも1勝1分3敗で、米国選抜に1.5-3.5と2ポイントのリードを許す苦しいスタートとなった。
ペアで1つのボールを交互に打つ「フォアサムマッチプレー」での戦いとなった初日。世界ランク3位の松山とシュワルツェルのコンビは、2番パー5で相手のミスにより1アップと先行するも、3番パー4でファウラーに約70フィート(約21メートル)のチップインバーディーを決められてすぐさまタイに。その後、4番、5番と3連続でポイントを奪われるなど、前半で4ダウンと完全に主導権を握られてしまった。後半最初の10番パー3で1ポイント返したが、シュワーツェルのショットが乱れたこともあって14番終了時点で6ダウンとなり、6&4で敗れた。
世界選抜は第2試合以降も米国選抜に押され、1.5-3.5と2ポイントのビハインドで初日を終えたが、米ゴルフ専門サイト「ゴルフ.com」は試合を振り返るべく、6人の識者にアンケートを実施している。編集者のディラン・デティアー氏は、「世界選抜のベストプレーヤーであるヒデキ・マツヤマはオープニングマッチで、最後の12ホール中8ホールで敗戦した。良い結果を期待するのは難しいと思う」と言及。ゴルフライターのジョシュ・センス氏も「私の中で印象的だったのは米国が大きな期待に応えたことよりも、世界選抜の何選手の成績が振るわなかったことだ。ヒデキ・マツヤマとシャール・シュワルツェルは精彩を欠いていた」と両氏ともに“先鋒”を務めた松山組の不調を挙げた。