3P8本を決め両軍最多30得点、MVPは今年から「コービー・ブライアント賞」に

　米プロバスケットボール（NBA）オールスター・ウィークエンドは最終日の16日（日本時間17日）、オールスターゲームが行われ、レブロン・ジェームズ率いる「チーム・レブロン」が157-155で勝利した。また、今年から「コービー・ブライアントMVP賞」と名称が変更された最優秀選手賞はカワイ・レナードが初受賞した。

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　最初の栄誉をつかんだ。「チーム・レブロン」の一員としてスタメン出場したレナードは、8本のスリーポイントを決めるなど、20分の出場で両軍最多の30得点をマーク。7リバウンド、4アシスト、2スティールと奮闘した。先月、ヘリコプターの墜落事故で亡くなったコービー氏を称えて名称が変更された「コービー・ブライアントMVP賞」の1人目の受賞者に輝いた。

　“コービー賞”の第1号となったレナードは、試合後の受賞者インタビューで「（受賞は）大きな意味を持つ」と感慨深げ。コービーには敬意を表して「言葉ではなかなか説明できないが、彼が私のためにやってくれたすべてのことに感謝したい。いろいろな話やワークアウトをよくしてくれた。これは彼のためのトロフィーです」とコメント。観客からは惜しみない拍手が送られた。

　会見で“コービー賞”を受賞した喜びを問われると「とてもスペシャルなことだ。私は彼と友人だったから。この喜びは言葉では表せられない」と心境を明かした。続けて「部屋にこのトロフィーを置こうと思っているが、いつもコービーの名前を目にすることになる。これは私にとって多くのことを意味する。彼は私の人生において、大きな励みとなる存在だった。彼は私にたくさんのものを残してくれた」と改めて故人への敬意を口にした。