かつての「指名漏れ」から成長… プロの夢に再挑戦するドラフト候補は?
日本高校野球連盟と全日本大学野球連盟が公示しているプロ野球志望届の提出者は27日現在、計113人(高校生71人、大学生42人)を数える。一方、社会人野球からプロ入りを目指す選手は提出する義務はないが、かつてプロ志望届の提出者リストに名を連ねながら、今回、指名を待つ選手もいる。「指名漏れ」を経験した選手たちだ。一度、味わった屈辱をバネに成長してきたドラフト候補を紹介する。
社会人選手に注目選手…ヨシノブ2世、ミスターダブル、広島・田中の弟も
日本高校野球連盟と全日本大学野球連盟が公示しているプロ野球志望届の提出者は27日現在、計113人(高校生71人、大学生42人)を数える。一方、社会人野球からプロ入りを目指す選手は提出する義務はないが、かつてプロ志望届の提出者リストに名を連ねながら、今回、指名を待つ選手もいる。「指名漏れ」を経験した選手たちだ。一度、味わった屈辱をバネに成長してきたドラフト候補を紹介する。
筆頭となるのが、JX-ENEOSの谷田成吾外野手だ。慶大時代は「ヨシノブ2世」の異名を取り、東京六大学通算15本塁打を放ったが、同級生の山本泰寛(現巨人)、横尾俊建(現日本ハム)をよそに指名なし。社会人野球屈指の名門の実力を磨き、今年から指名解禁となる。
同じ東京六大学出身選手では、日立製作所・菅野剛士外野手は高山俊、坂本誠志郎(現阪神)、上原健太(現日本ハム)とともにプレーした明大時代、東京六大学新記録の28本の二塁打を放った「ミスターダブル」と呼ばれたが、指名漏れ。早大で主将を務めたトヨタ自動車の河原右京内野手も指名されなかった。