ブルズに快勝、4戦連続2桁得点の要因を自己分析

　米プロバスケットボール（NBA）のウィザーズは11日（日本時間12日）、本拠地でブルズと対戦。今季2敗を喫している相手に126-114で勝利。怪我からの復帰以降、4試合連続スタメン出場となった八村塁は復帰後最長の31分48秒の出場で、復帰後最多の20得点をマーク。4リバウンド、3アシスト、2スティール、2ブロックも記録した。

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　復帰後最高の活躍となった。八村は豪快なダンクを含め、躍動感のあるプレーで復帰後最多20得点をマーク。同じく復帰後最長31分48秒の出場では守備でも躍動した。スティール、ブロックをともに2つ記録。攻守に奮闘し、チームに貢献した。今季2敗を喫しているブルズ相手に快勝を収め、試合後も上機嫌だった。

　チームの7人が2桁得点を記録したことについて「みんなが得点できるのが僕らの強みだと思う」と胸を張った八村。「ブラッドをこれからもっと活かせるように。僕らもボール回しがしっかりできていたので続けていきたい」と30得点を挙げたエースのビールとともに躍進を誓った。

　自身6度目となる20得点については「最初からアグレッシブに行って、後半も落ちないようにしっかりできたと思う」と八村。これで4試合連続2桁得点となった。「休んでいる時にビデオを見たり、広い目で試合を見たりしていたので、いろいろ自分でも見ていなかった部分を自分で分析できて、それが今に活かされているのではないかと思う」と分析した。

　この日はブロック、スティールも記録し、守備でもチームに貢献した。「ディフェンスの部分でも活躍ができるということを意識してやっている」と満足げ。翌日はニューヨークに舞台を移してニックス戦。「こういうタフなスケジュールの中でも結果が出せるように頑張っていきたい」と次なる戦いへ向かうべく、足早に会場を後にした。