紀平梨花&韓国ユ・ヨン、鍵は高難度ジャンプか 海外展望「キヒラに強烈な印象残る」
フィギュアスケートの4大陸選手権が6日、韓国・ソウルで開幕する。昨年大会女王の紀平梨花(関大KFSC)や15歳のユ・ヨン(韓国)らに注目が集まっている。高難度のジャンプが期待される大会に、海外メディアは「キヒラにより強烈な印象が残る」と報じている。
6日開幕4大陸選手権、五輪専門メディアが女子展望特集
フィギュアスケートの4大陸選手権が6日、韓国・ソウルで開幕する。昨年大会女王の紀平梨花(関大KFSC)や15歳のユ・ヨン(韓国)らに注目が集まっている。高難度のジャンプが期待される大会に、海外メディアは「キヒラにより強烈な印象が残る」と報じている。
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女子展望を記しているのは、IOC運営の五輪専門メディア「オリンピックチャンネル」だった。記事では「演技を披露するユースオリンピックチャンピオンは、カギヤマだけではない。女子を制したユ・ヨンもまた地元の舞台での勝利を目指す」と掲載。男子の鍵山優真(星槎国際高横浜)だけではなく、ユース五輪女王のユ・ヨンを紹介している。
15歳ながら韓国選手権3連覇など、「キム・ヨナの後継者」として期待されている。同メディアは「ローザンヌでタイトルを獲得するために優れた演技を披露したユ・ヨンは、ディフェンディングチャンピオンであるリカ・キヒラとの対戦を待ち望んでいる」と日本のエースを見据えているという。
さらに2人の背景に注目し「両選手は日本人コーチ、ミエ・ハマダ氏から指導を受けてきた。そのため、演技の中で高難度なトリプルアクセルを両選手とも自身の強みとしている」と浜田美栄コーチの存在を指摘。その上で「ただ、ソウルでの大会を制するのにトリプルアクセルだけが有効というわけではないだろう。ユ・ヨンとの対決では、4回転サルコーを練習しているキヒラにより強烈な印象が残るかもしれない」とした。高難度ジャンプに取り組む紀平にスポットが当たると予想しているようだ。
さらに2人以外にも坂本花織(シスメックス)の名前も挙げている。2018年に紀平を抑えて全日本選手権、のちの4大陸選手権で優勝。「サカモトは(昨年の)全日本選手権で6位という結果に終わったため、世界選手権には行くことはない。ただ、冬季国体スケートで失敗に終わったものの4回転トゥループに挑戦したことから、ソウルでの勝利を見据えたウォームアップは終わったというところだろう」と期待している。
注目の一戦の女子SPは6日、フリーは8日に行われる。
(THE ANSWER編集部)