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井上尚弥が強すぎるせい? リゴンドーの世界戦を米メディア酷評「ゴミスケジュール」

ボクシングの元WBAスーパー&WBO世界スーパーバンタム級統一王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)は、8日(日本時間9日)に昨年12月に中止となったリボリオ・ソリス(ベネズエラ)とWBA世界バンタム級正規王座決定戦で激突する。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」では「みんなの愛するリゴンドー」と評価する一方で、かつての五輪連覇王者のタイトルマッチを「ゴミ」と酷評。不名誉な評価の裏にはWBAスーパー&IBF世界同級王者・井上尚弥(大橋)の影響もあるという。

ギジェルモ・リゴンドー【写真:Getty Images】
ギジェルモ・リゴンドー【写真:Getty Images】

「2・8」リゴンドーVSソリス、興行価値を米酷評「リゴを愛する人間はいないのか」

 ボクシングの元WBAスーパー&WBO世界スーパーバンタム級統一王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)は、8日(日本時間9日)に昨年12月に中止となったリボリオ・ソリス(ベネズエラ)とWBA世界バンタム級正規王座決定戦で激突する。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」では「みんなの愛するリゴンドー」と評価する一方で、かつての五輪連覇王者のタイトルマッチを「ゴミ」と酷評。不名誉な評価の裏にはWBAスーパー&IBF世界同級王者・井上尚弥(大橋)の影響もあるという。

 昨年12月21日に米オンタリオでWBA正規王座決定戦を迎えるはずだったリゴンドー。しかし、対戦相手ソリスの米国渡航ビザが間に合わず。直前で延期となっていたが、2月8日にペンシルバニア州アレンタウンで行われることが決定している。

 同メディアのライル・フィッツシモンズ記者による特集では、今週末の世界戦を紹介する中で期待値ワーストを意味する「今週のゴミタイトルマッチのスケジュール」に選出。プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)の「SHOWTIME」で生中継されるリゴンドーのタイトルマッチが不名誉な選出を果たしてしまった。

 シドニー、アテネ五輪でバンタム級連覇を果たし、スーパーバンタム級最強王者と呼ばれた39歳の世界戦。寸評では「なぜ、これがゴミなのか。私はリゴを愛している。みんなリゴを愛している。それなのに、何なんだ。ボクシング界を支える名案の持ち主たちの中にはリゴを愛する人間はいないのか」と指摘している。「ジャッカル」の異名で知られたキューバの猛者にとって、ソリスとの正規王座決定戦の価値は十分に高くないと見ているようだ。

 勝てばWBA世界バンタム級正規王座に就くが、同級スーパー王座には井上が君臨。リゴンドーのソリスのどちらが勝利しても“世界最強”を証明できるというわけではない。「彼(リゴンドー)の勝利を願うとともに、その後のモンスターとの激突というアイデアにワクワクする一方で、WBAの118ポンド(バンタム級)の唯一のベルトはナオヤ・イノウエのものだ。以上」と記されている

 ジャッカル対モンスターというビッグマッチ実現に期待する一方で、スーパー王座に井上がいる以上、WBA正規王座決定戦に大きな注目度がないという厳しい声も米メディアから上っている。

(THE ANSWER編集部)


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