スーパーボウルの試合前に選手たちが履いた“追悼シューズ”が話題に

　米プロバスケットボール（NBA）のレイカーズは31日（日本時間2月1日）、本拠地トレイルブレイザーズ戦でOBのコービー・ブライアント氏がヘリコプター事故で死去後、初めての試合を開催。追悼セレモニーが行われ、選手、ファンらが早すぎる死を悼んだが、2日（同3日）に行われた米プロフットボールリーグ（NFL）の祭典「スーパーボウル」でも選手が試合前にコービー氏を追悼するシューズでピッチに登場。実際の写真を米メディアが公開し、「これは愛しいね」と反響を呼んでいる。

　コービー追悼の輪は同じ北米4大スポーツのNFLにも波及した。米スポーツ専門メディア「ブリーチャーレポート」公式インスタグラムが公開したのは3枚の写真。紫の左足の「2」、金の右足に「4」と書かれ、コービー氏とブラックマンバ（毒蛇＝コービー氏の愛称）のイラストが描かれた選手のほか「24／8」「Rest In Peace（安らかに眠れ）」とメッセージを記した選手も……。

　この日のNFL年間王者を決める「スーパーボウル」の試合前の練習で撮られたもののようで、アメフト選手もコービー氏に思いを捧げた様子が伺い知れる。投稿では「スーパーボウルで見られたマンバへのたくさんの愛」と題して画像を紹介すると、米ファンからは続々と感激の声が寄せられている。

　コメント欄では「強そう」「これは愛しいね」「マンバはみんなから愛されていたんだね」「美しい」「マンバはどこへ行っても影響力のある人だね」「リスペクトの示し方だね」「アメージング」と反響。試合前にはコービー氏の背番号にちなんで24ヤード付近で両軍選手が整列し、故人を偲ぶ場面もあり、NBAのスーパースターの影響力を感じさせた。