世界ランキング初登場から20年 フェデラー、803位から始まった「レジェンド物語」
2017年9月22日は、ロジャー・フェデラー(スイス)にとって節目の1日だ。ATP公式サイトが帝王フェデラーにとって“初となる出来事”があったとして特集している。
1997年にATPランク初登場803位…6年半後の2004年2月には初のランキングトップへ
2017年9月22日は、ロジャー・フェデラー(スイス)にとって節目の1日だ。ATP公式サイトが帝王フェデラーにとって“初となる出来事”があったとして特集している。
遡ること20年、1997年9月22日はフェデラーにとって初めて世界ランキングに自らの名前が刻まれた日だった。当時の順位は803位タイ。男子テニス界を牽引する今では想像すらできない数字だが、フェデラーは当時について「ATPランキングはどんなプレーヤーにとっても原点だよ」と振り返っている。
「それは足跡のようなもので、自分の名前をコンピューターのランキングで見ることができる。私自身、それを見た瞬間に感じた興奮は決して忘れないよ。それは僕にとって頂点を目指すための長い旅の始まりだったからね」
フェデラーのランキングの変遷は、1999年9月20日に95位に入ると、2001年2月26日には20位、その2年後の1月27日には5位、そして初めて世界ランキングに名を連ねてから約6年半後の2004年2月2日には初めての同1位に輝いた。