新型コロナの猛威、米スポーツ界直撃 大学バスケ2人感染で2戦中止に「安全が最優先」
世界的に感染の広がる新型コロナウィルスの猛威が米スポーツ界も直撃した。マイアミ大―セントラル・ミシガン大を含む米大学バスケットボールの公式戦2試合がコロナウィルス感染拡大の恐れから中止になることが決定した。米メディア「FOXビジネス」が報じている。
マイアミ大で2人感染、米国内の公式戦2試合を中止に
世界的に感染の広がる新型コロナウィルスの猛威が米スポーツ界も直撃した。マイアミ大―セントラル・ミシガン大を含む米大学バスケットボールの公式戦2試合がコロナウィルス感染拡大の恐れから中止になることが決定した。米メディア「FOXビジネス」が報じている。
最近まで中国に遠征していたオハイオ州のマイアミ大バスケットボール部。中国から米国に戻った学生と同伴者が感染したことを発表している。同メディアによると、この2人は隔離状態となっていると報じられている。そんな中、マイアミ大は男子が現地時間28日にセントラル・ミシガン大、女子が同29日にウェスタン・ミシガン大と対戦予定だったが、2試合とも急遽中止が決定した。
マイアミ大の学生が2019年新型コロナウィルスの軽度の発症を大学機関に申告したことを受け、セントラル・ミシガン大のアスレチックディレクターのマイケル・アルフォード氏は「我々の学生とアスリートの健康と安全が常に最優先事項。多大な警戒から、今夜の男子バスケットボールの試合は中止に決まった」と発表した。
記事では「火曜時点で、中国は4500人以上のコロナウィルス感染と106人の死亡を発表している。米国の厚生当局は5人の感染を発表しており、中国への旅行を避けるように市民に求めている」と報じており、米スポーツ界もコロナウィルスの猛威を受けた格好だ。
(THE ANSWER編集部)