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ロマゴン、「2.29」世界挑戦が正式決定 26戦全勝のWBA・Sフライ級王者とビッグマッチ

ボクシングの元4階級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が2月29日、米テキサス州フリスコでWBA世界スーパーフライ級王者カリド・ヤファイ(英国)と対戦することが発表された。米メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

ローマン・ゴンサレス【写真:Getty Images】
ローマン・ゴンサレス【写真:Getty Images】

ヤファイとの対戦を発表「我々の努力と決心にふさわしいもになる」

 ボクシングの元4階級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)が2月29日、米テキサス州フリスコでWBA世界スーパーフライ級王者カリド・ヤファイ(英国)と対戦することが発表された。米メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

 ロマゴンが再起からわずか2か月で世界戦の切符を手にした。昨年12月23日に1年3か月ぶりの復帰戦で圧巻の2回TKO勝利。かつてのパウンド・フォー・パウンド(PFP)で1位にまで上り詰めた男が、ヤファイと対決することが決まった。ウェルター級のマイキー・ガルシア(米国)―ジェシー・バルガス(米国)戦のアンダーカードで行われる。

「何よりもエディー・ハーン氏に世界戦を戦えるチャンスを与えてくれたことに感謝している。神は私の祈りにまた応えてくれた」とヤファイのプロモーター、ハーン氏に感謝を示し、世界戦実現を喜んだロマゴン。「神様と帝拳にも感謝したい。そして、チャンピオンのカル・ヤファイももう一度、世界戦を戦うチャンスを与えてくれた。厳しい戦いになるとわかっているが、我々の努力と決心にふさわしいものになるだろう」と決意表明もしたという。

 ヤファイは26戦全勝でWBAタイトルを5度防衛中の王者。井上尚弥(大橋)がスーパーフライ級時代には統一戦を待望しながらも、実現せず。海外メディアからモンスターから“逃げた王者”の誹りを受けていた。

「フアン・フランシスコ・エストラーダとの統一戦が消えた後、最大のファイトを求めていた。チョコラティート(ロマゴンの愛称)と戦う機会を手にした。かつてのPFPキングだ。世界王者になる前の私のアイドルだった。これ以上のビッグマッチはないし、最高の自分を引き出せると思う」とヤファイもビッグマッチに闘志をたぎらせていたという。

(THE ANSWER編集部)


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