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日本人の心奪った米国の優しき“姐さん” 「守ってくれてありがとう」五輪フィギュアで称賛相次ぐ

ミラノ・コルティナ五輪は22日(日本時間23日)に閉会式が行われた。17日間の熱戦に幕が下りたが、日本で盛り上がった競技の一つがフィギュアスケート。“りくりゅう”ことペアの三浦璃来、木原龍一組が金メダルを獲得するなど日本勢が活躍。その一方で海外選手との心温まるやり取りも話題になった。中でもアンバー・グレン(米国)の人柄にはファンも心打たれていた。

米国のアンバー・グレン【写真:ロイター】
米国のアンバー・グレン【写真:ロイター】

ミラノ・コルティナ五輪

 ミラノ・コルティナ五輪は22日(日本時間23日)に閉会式が行われた。17日間の熱戦に幕が下りたが、日本で盛り上がった競技の一つがフィギュアスケート。“りくりゅう”ことペアの三浦璃来、木原龍一組が金メダルを獲得するなど日本勢が活躍。その一方で海外選手との心温まるやり取りも話題になった。中でもアンバー・グレン(米国)の人柄にはファンも心打たれていた。

 グレンはショートプログラム(SP)で13位と出遅れたが、フリーで好演技を披露して逆襲。表彰台には届かなかったが、5位に入って意地を見せた。このフリー直後に、人柄をのぞかせた。

 13番滑走のソフィア・サモデルキナ(カザフスタン)の演技後、中継カメラはリンク外にいたグレンの姿をキャッチ。完成度の高い演技を見せたサモデルキナを称えるように観客を煽るジェスチャーを見せ、会場を盛り上げていた。順位を競う相手でも関係なく称えたこの場面は、X上でも「ほんとうに心身から美しい人」「愛さずにはいられない」などと話題になった。

 競技終了後も、グレンは優しかった。4位でメダルにあと一歩届かず、リンクサイドで目元をぬぐって悔しそうな千葉百音に歩み寄ると、肩を抱いて慰めた。さらに涙する坂本花織を撮影しようと海外のカメラマンが接近した所で、グレンは両手を振って立ち塞がり、撮影しないように求めた。カメラマンはすぐに理解して引き下がった。

 カメラマンの撮影について、グレンはTikTokのある投稿に「仕事なのは分かってるけど、明らかにそっとしておいてほしい時でもグイグイ踏み込んでくるのは、正直どうかと思う」と苦言を呈していた。米紙「ニューヨーク・ポスト」は「グレンは、落ち込んでいる仲間のオリンピアンのために立ち上がった」「グレン自身も、今大会の序盤でのミスにより金メダルのチャンスを逃すという激しい苦痛を経験しており、その痛みを知る彼女だからこそ共感できたのだろう」とこの行動を称えている。

 さらにエキシビションでは、坂本がフィナーレでお約束のセルフィ―を担当。集合写真を撮る直前、イリア・マリニン(米国)から坂本が撮影しようとしていることを伝えられたグレンは、両手で集合をかけてスムーズな記念撮影につなげた。またロシアから個人の中立選手(AIN)として出場した18歳アデリア・ペトロシアンを気遣う場面もネット上で話題になった。

 X上の日本ファンからは「アンバーさん、なんて愛情深い人なんだろう…」「ちょっとぼっちになってたペトロシアンにアンバーグレン姉様が話しかけていて、姉様ぁって感じで良かった」「真っ先に気がついて皆んなに集合かけるアンバー姉さん」「日本の選手を守って労ってくれてありがとう」などと、その人柄を称賛する声が集まった。

(THE ANSWER編集部)



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