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NY紙も日本人守ったアメリカ女子に賛辞 「『撮るな』と指示し…」五輪メディアの行動に苦言

ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子フリーが19日(日本時間20日)に行われ、今季限りでの現役引退を表明している坂本花織(シスメックス)が147.67点、合計224.90点で銀メダルを獲得した。競技後には、涙する坂本を撮影しようと接近するカメラマンを、アンバー・グレン(米国)が制する場面があった。この行動に米紙も賛辞を贈っている。

演技後に悔しそうな表情を浮かべた坂本花織【写真:ロイター】
演技後に悔しそうな表情を浮かべた坂本花織【写真:ロイター】

撮影しようと集まるカメラマンを制したグレンの行動

 ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子フリーが19日(日本時間20日)に行われ、今季限りでの現役引退を表明している坂本花織(シスメックス)が147.67点、合計224.90点で銀メダルを獲得した。競技後には、涙する坂本を撮影しようと接近するカメラマンを、アンバー・グレン(米国)が制する場面があった。この行動に米紙も賛辞を贈っている。

 最後の五輪が銀メダルとなり、演技後に涙する坂本。そこに優しく寄り添ったのがグレンだった。隣に座って背中をさすっているところに海外のカメラマンが接近。撮影しようとしていたが、グレンが両手を振って立ち塞がり、撮影しないように求めた。カメラマンはすぐに理解して引き下がった。グレンはTikTokのある投稿に「仕事なのは分かってるけど、明らかにそっとしておいてほしい時でもグイグイ踏み込んでくるのは、正直どうかと思う」と苦言を呈していた。

 米紙「ニューヨーク・ポスト」はこの行動を「アンバー・グレン、五輪で心が砕けるような瞬間の後に涙するフィギュアスケーターをカメラマンから守る」という見出しで伝えた。「アンバー・グレンは、落ち込んでいる仲間のオリンピアンのために立ち上がった」として、行動を称えている。

「映像には、アリーナの通路で泣き崩れているサカモトに対して、グレンがしゃがみ込み、背中に手を添える様子が映っている。グレン自身も、今大会の序盤でのミスにより金メダルのチャンスを逃すという激しい苦痛を経験しており、その痛みを知る彼女だからこそ共感できたのだろう」

「あるカメラマンがその様子を撮影しようとすると、グレンは立ち上がってカメラの前に立ちはだかり、手で合図を送りながら『撮るな』と指示した。彼女はその後、再びサカモトを励まし、その場を後にした」

 記事はまた「25歳のサカモトは昨年、この大会後に引退することを発表していたため、ミラノ・コルティナ五輪は彼女にとって特別な意味を持つものとなった」と、坂本にとってのこの大会の位置づけにも触れている。

(THE ANSWER編集部)



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