“4回転時代”も戦った坂本花織の信念「貫き通して良かった」 3A、4回転なくても証明した強さ
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子フリーは19日(日本時間20日)に行われた。今季限りでの現役引退を表明している坂本花織(シスメックス)は、万感の五輪ラスト演技を披露し147.67点、合計224.90点で銀メダルを獲得した。演技後のインタビューでは、自身が貫いてきたスタイルに言及した。

フィギュアスケート女子フリー
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子フリーは19日(日本時間20日)に行われた。今季限りでの現役引退を表明している坂本花織(シスメックス)は、万感の五輪ラスト演技を披露し147.67点、合計224.90点で銀メダルを獲得した。演技後のインタビューでは、自身が貫いてきたスタイルに言及した。
冒頭、高さと幅のあるダブルアクセルを決めると、3回転フリップにも着氷。観客のボルテージも上がっていく。演技後半、連続ジャンプを予定していたが単独になるミスが出た。
それでも、夢舞台のリンクにスケート人生の全てを刻み込んでフィニッシュ。中野コーチに抱きしめられると、涙をこらえきれなかった。
完璧な演技ではなかっただけに、中継局のインタビューでは「力が最後まで100%出し切れなかったのがすごく悔しい」と話した。それでも、2022年北京の銅から順位を1つ上げ、フィギュア日本女子では初となる2大会連続メダリストとなった。
2022~24年に世界選手権を3連覇した坂本。練習ではトリプルアクセル(3回転半)や4回転に挑戦したことはあるが、構成には入れてこなかった。プログラム全体の完成度を高めることで、世界の大舞台で表彰台に立てることを証明した。
ロシア勢などが高難度ジャンプで席巻する“4回転時代”も戦った。磨きあげてきた自身のスケートへの思いを問われると、「色んな経験を経て、このやり方が一番自分に合っている。これでやるんだっていうのを決めてからは、スケートに迷いがなくなった。1つ1つの試合で絶対勝つっていう気持ちがちゃんと芽生えたので、本当にこの気づきは大きかったし、このやり方を貫き通して良かった」と明かしていた。
(THE ANSWER編集部)
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