坂本花織、大粒の涙「正直ちょっとやるせない」「泣きたいと思う」万感ラスト五輪で銀メダル「悔しいのは、金を目指してきた証拠」
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子フリーは19日(日本時間20日)に行われた。今季限りでの現役引退を表明している坂本花織(シスメックス)は、万感の五輪ラスト演技。147.67点、合計224.90点で銀メダルを獲得した。演技後のインタビューでは涙。「沢山の人に感謝したい」と話した。

フィギュアスケート女子フリー
ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート女子フリーは19日(日本時間20日)に行われた。今季限りでの現役引退を表明している坂本花織(シスメックス)は、万感の五輪ラスト演技。147.67点、合計224.90点で銀メダルを獲得した。演技後のインタビューでは涙。「沢山の人に感謝したい」と話した。
冒頭、完璧な2回転アクセルを決めると、3回転フリップにも着氷。観客のボルテージもどんどん上がっていった。演技後半、連続ジャンプを予定していたが単独になった。それでも立て直し、会場を魅了。フィニッシュを決めると拍手喝采の中、感極まったような表情を見せた。中野コーチと抱擁を交わすと涙。溢れる思いが堪えきれなかった。
インタビューでは大粒の涙が頬を流れ「力が最後まで100%出し切れなかったのがすごく悔しいですけど、これだけ悔しい思いをしても銀メダルを獲れたのが、今までの頑張りが実ったのかなと思う」と話した。
金メダルはアリサ・リウに逆転を許し、叶わなかった。「正直、ここで完璧に決めたかった気持ちが強かった。できなかった分が、優勝を逃した点数分。それが苦しくて、涙が出ました」と語った。前回の北京大会では銅。「正直ちょっとやるせない気持ちがあるんですけど、前大会は奇跡の銅メダルだったのですごく嬉しかった。前回よりいい色になったけれど、それでも悔しいというのはこの4年間、金を目指してきた証拠。悔しいと思えるのは正常なのかなと思った」とも語った。
「目標にしていた団体、個人の銀以上は何とかギリギリ達成できた。自分を褒めてあげたい」
25歳の坂本は今季限りでの現役引退を表明している。女子では日本初の2大会連続メダル。2022~24年に世界選手権で3連覇するなど、近年のフィギュア界を牽引してきた。「(周囲に)ゲン担ぎまでたくさんしてもらって、私のほうがたくさん力をもらってここまで来られた。沢山の人に感謝したい」。今やりたいことを聞かれると「今は、相当悔しいので、泣きたいなと思います」。全てを出し尽くし、夢舞台に別れを告げた。
(THE ANSWER編集部)
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