スノボ平野歩夢「生きてて良かった」 連覇ならず7位も完全燃焼 27日前の骨折から奇跡の出場、誇りのランに喝采
ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード男子ハーフパイプ決勝が13日(日本時間14日)に行われ、2022年北京五輪王者の平野歩夢(TOKIOインカラミ)は7位で連覇に届かなかった。1月に複数箇所の骨折を負いながら奇跡的に立った夢舞台。金には届かなかったが、魂のランを見せつけた。

スノーボード男子ハーフパイプ決勝
ミラノ・コルティナ五輪のスノーボード男子ハーフパイプ決勝が13日(日本時間14日)に行われ、2022年北京五輪王者の平野歩夢(TOKIOインカラミ)は7位で連覇に届かなかった。1月に複数箇所の骨折を負いながら奇跡的に立った夢舞台。金には届かなかったが、魂のランを見せつけた。
自身4度目となった夢舞台のコースに、王者の誇りを刻み込んだ。1回目のランは転倒。2回目のランは高難度のルーティンを完遂したが、86.50点と思うようにスコアを伸ばせず、3回目も転倒となった。点数を確認すると、少し笑みを浮かべて歓声に応えた。
中継局のインタビューで「自分の全てがチャレンジでしかないような、そういう決勝3本だった。生きるか死ぬかみたいな気持ちはどこかに覚悟して持って挑んだ。最後決めきれなくて納得の結果にはつながらなかったけど、この状態の中で全て出し切れた。悔しいけど、これまでやってきたことは何一つ無駄じゃない」と話した。
さらに「生きてて良かったなって。ここで初めてやるトリックとかも後半出して、最後挑んでいたので。無事に怪我なく、無事に戻ってきて、それはすごい自分の中でちょっとホッとするところはある。生きてて良かった」と胸中を明かした。
かつてない苦境だった。決勝27日前の1月17日、ラスト実戦だったW杯(スイス・ラークス)で、板が折れ曲がるほど激しく転倒。顔から出血し、複数個所の骨折などを負った。
11日(日本時間12日)の予選は7位で突破。「奇跡的な状況で今なんとか、ここに立てている。自分でもビックリしている」。出場も決勝に姿があるのも、奇跡だった。
連覇には届かなかったが、魂のランを披露。会場からは拍手が起こり、海外のライバルも抱擁で称えた。不屈の27歳は、真の勇者だった。
(THE ANSWER編集部)
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