球数制限で球児は本当に守れるか プロ野球トレーナーの見解「根本的解決にならない」
大事なのは指導者や保護者が“選手任せ”にしないこと
3の「何をしてはいけないのか」は怪我に関してから言うと『選手任せにしない』『選手との関係を一方通行にしない』の2点ではないでしょうか。
もちろん選手自身も人任せにしないで自分達で必要な課題を考え、怪我予防のトレーニングや情報を習得したりして実践することが必要です。
そのためには専門医の先生方や、一定の条件を踏まえた上でプロ野球選手や関係するスタッフなどから、トレーニングや怪我への対応などに関して、情報発信していくことも必要なのではないでしょうか。
最後に、活躍するステージは違ったとしても野球を通じて、“魂が痺れるような経験”を一人でも多くの選手に経験してもらえることを切に願います。
(石井 雅也 / Masaya Ishii)