[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

怪我の少ない身体を作るには 現役MLB日本人コーチが語る理想的な「育て方」

怪我の少ない体づくりへの第一歩は…「別の競技や動きを体験させる」こと

 予期せぬ動きをした時に身体がいかに対応するか。また同じ動きを繰り返しても、特定の場所に掛かる負担を軽減させる方法を知っているか。

 つまり、身体が限られた動きだけではなく、プラスアルファの動きをどれだけ多く備えているかによって、怪我を防げる確率は飛躍的にアップするようだ。

「少し逆説的かもしれませんが、いい野球選手に育てたいのなら、別の競技や動きを体験させて、基礎となる運動神経を上げておくことが大切だと思います。メジャーのトップ選手の中には、大学まで2つの競技を掛け持っていた選手も多い。子供の頃にできるだけ多くの動きを経験させておくこと。それが怪我の少ない体づくりへの第一歩かもしれません」

 三つ子の魂百まで、ではないが、子供の頃に「動き」という点で多くの引き出しを作っておくことが、大人になっても、よりバランスの取れた怪我の少ない体づくりに繋がるようだ。

【了】

佐藤直子●文 text by Naoko Sato

1 2 3
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集