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女子プロテスト一発合格、19歳ルーキーが即決した新ドライバーの性能 「明らかに飛んでいます」飛距離10yアップ

昨年11月の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストに一発合格した福田萌維(ニトリ)が、このほど千葉・市原GC市原Cで開催されたブリヂストンスポーツ(BS)のゴルフ新商品試打会に参加した。その場で新ドライバーをテストしたところ、「飛距離が10ヤード伸びて直進性がある」と手応え。早速、長野・軽井沢72G北Cで15日に開幕する国内ツアー・NEC軽井沢72ゴルフトーナメント(6625ヤード、パー72)から使うことを決断した。他のBS契約プロたちも、シーズン中ながら続々と使用を開始。記者も試打して、その理由を探った。(取材・文=柳田 通斉)

ブリヂストンスポーツのBXシリーズドライバーを手に笑顔の清水大成(左)と福田萌維【写真:柳田通斉】
ブリヂストンスポーツのBXシリーズドライバーを手に笑顔の清水大成(左)と福田萌維【写真:柳田通斉】

ブリヂストンスポーツのゴルフ新商品試打会に参加

 昨年11月の日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)最終プロテストに一発合格した福田萌維(ニトリ)が、このほど千葉・市原GC市原Cで開催されたブリヂストンスポーツ(BS)のゴルフ新商品試打会に参加した。その場で新ドライバーをテストしたところ、「飛距離が10ヤード伸びて直進性がある」と手応え。早速、長野・軽井沢72G北Cで15日に開幕する国内ツアー・NEC軽井沢72ゴルフトーナメント(6625ヤード、パー72)から使うことを決断した。他のBS契約プロたちも、シーズン中ながら続々と使用を開始。記者も試打して、その理由を探った。(取材・文=柳田 通斉)

 福田は打撃レンジで数球を打ち、「これ、いい」とつぶやいた。コースに出ると487ヤード(パー5)で第1打をフェアウェー中央、250ヤード地点に運んだ。

「これまでは240ヤード前後だったので、明らかに飛んでいます。しかも、真っすぐに。これはすぐに試合で使えます」

 手にしたのは、9月5日に新発売される「BXシリーズドライバー」のBX1STだ。BSはこの度、「一人ひとりに最高の飛び」を追求したドライバー4モデル「BX1LS、BX1ST、BX2HT、B-Limited BX1★TOUR」を発表した。

 BXシリーズの特徴は、ヒット時にボールの滑りを抑えてスピンを減らせること。同社は「進化したフェーステクノロジー『BITING FACE 2.0』と、スイングエネルギーをロスなくフェースに伝える新設計『カーボンセミモノコックボディ』の接点の科学から生まれた2つのテクノロジーの融合で、さらなる飛距離を追求しました」としている。

 確かにフェース面には、細かいクロスハッチング加工がされてあった。手でボールをフェースにつけると、そこでキュッとグリップされる感覚があった。

 そして、福田が絶賛したBX1STは「高いコントロール性と強弾道で狙って飛ばす」を特徴にしている。ヘッドにカーボンの部分を増やして慣性モーメントをアップしたことで、「BITING FACE 2.0」の効果をさらに増しているという。実際、福田が放ったドライバーショットは強い弾道でグングンと伸びていった。そして、本人が宣言した。

「これまではスピン量が多くて球が高く上がり過ぎる傾向もありましたが、BX1STならちょうどいい高さとスピン量で前に進んでくれます。そして、フェースが左右のスピンも抑えてくれるので弾道がストレートになりやすいですね。私はクラブを替えるのに慎重なタイプですが、今回は迷わずに次の試合から使うことを決めました」

 19歳の福田はルーキーイヤーの今季、主戦場のステップ・アップ・ツアーで平均ストローク1位(70.6821)、賞金ランキング3位(828万9047円)、出場10試合中7試合でトップ10入りを果たしている。NEC軽井沢72ゴルフトーナメント以降は、レギュラーツアー4試合の出場も決まっており、「きっと、このドライバーが力になってくれると思います」と声を弾ませた。

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