テーラーメイド新製品発表会

　女子ゴルフの鶴岡果恋（フリー）が12日、都内で行われたテーラーメイドゴルフ新製品発表会に出席した。賞金女王の稲見萌寧（都築電気）と同じ2018年プロテスト合格の22歳は、同社と新たに用具契約を締結。昨季はレギュラーツアーのメルセデス・ランク55位となり、今季前半戦までの出場権をギリギリで獲得したことから、「1勝を目指すのと、シーズンが終わって（年間の）フルシード権を取れるようにしたいです」と目標を口にした。

　同社と契約した理由については、「去年のシーズンからテーラーメイドさんのクラブも使わせてもらい、見た目も打感も良く、これならいけるという思いがありました」と説明。「特にドライバーが好きです。方向性と飛距離を見てほしいです」とアピールした。

　同社はこの日、新たにドライバーのフェースをカーボン素材にした「ステルス／ステルスプラス／ステルスHD」シリーズなどを発表。同シリーズは、フェースの色を赤にしたのも特徴だ。大怪我からの復帰を目指すタイガー・ウッズも使用を始めたことでも話題になっているが、鶴岡は「かっこいいと思いました。私はステルスプラスを使うことになりますが、（テストして）飛距離は227ヤードから243ヤードに伸び、バックスピン量も減りました」と声を弾ませた。

　発表会には、永峰咲希、山路晶、松森彩夏、男子の石坂友宏、池村寛世、塩見好輝も出席した。