2019年にラグビーワールドカップ、2020年には東京五輪とワールドクラスのスポーツイベントが日本国内で開催。スポーツのビッグイベントは、開催地のみならず、選手団が事前キャンプを行うホストタウンでのサポートが重要であり、来日するアスリートをはじめとするゲストの多様な食のニーズ（民族性、食文化、宗教、習慣等）に対応した食のホスピタリティを理解することは、ビッグイベントの成功、レガシーとしてのインバウンド観光の強化や地域の活性における重要な要素となる。

　今回、株式会社Food Connectionが主催する「Food Guide講座 2017」では、スポーツの世界大会に精通した食と栄養の専門家、スポーツによるまちづくりに力を注いでいる港区議会議員を招聘し、これからのスポーツイベントに向けて欠かすことのできない、食のホスピタリティをテーマにしたセミナーを開催し、参加者の理解を深めることを目的としている。

■日程
2017年1月16日（月）10:00～15:15

■場所
品川フロントビルB1会議室
（東京都品川区港南2-3-13）

■内容・講師
●スポーツの世界大会における食事・栄養サポートの実際と課題について
・2019年、2020年に向けた公益社団法人日本栄養士会の取り組み
講師：神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部栄養学科教授
　　　公益社団法人日本栄養士会 理事 鈴木志保子氏

・ロンドン、リオデジャネイロ大会の食事・栄養サポートの振り返り
講師：国立スポーツ科学センター スポーツ科学部
　　　スポーツ栄養学グループリーダー先任研究員 亀井明子氏

●食文化・宗教・習慣の異なる外国人アスリート・ゲストへの対応
～グルテンフリー、ベジタリアン、ハラール等～
講師：株式会社Food Connection 代表取締役 橋本玲子氏

●「アスリート食」の試食と解説
・「スポーツと食」に関する取り組みについての紹介

●スポーツによる地域振興（まちづくり）について
～2019年、2020年以降のレガシーを見据えた港区の取り組み～
講師：港区議会議員 黒崎ゆういち氏