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八村塁、ウィザーズ番記者が「良い比較例になる」と名前を挙げた25歳のスターとは?

米プロバスケットボール(NBA)のワシントン・ウィザーズから日本人で初の1巡目指名された八村塁。25日から本拠地のワシントンで3日間行われたミニキャンプで、NBAキャリアの第1歩を踏み出した。背番号も希望通りの「8」に決まり、好番号からも期待の大きさが覗える。このキャンプでは複数の地元テレビ局からインタビューを受けるなど、昨季32勝50敗でプレーオフ進出を逃して転換期を迎えているチームにおいて米メディアの関心も高い。

ウィザーズでは8番をつけることが決まった八村塁【写真:AP】
ウィザーズでは8番をつけることが決まった八村塁【写真:AP】

3日間のミニキャンプが終了、ウィザーズの番記者はどう見ているのか?

 米プロバスケットボール(NBA)のワシントン・ウィザーズから日本人で初の1巡目指名された八村塁。25日から本拠地のワシントンで3日間行われたミニキャンプで、NBAキャリアの第1歩を踏み出した。背番号も希望通りの「8」に決まり、好番号からも期待の大きさが覗える。このキャンプでは複数の地元テレビ局からインタビューを受けるなど、昨季32勝50敗でプレーオフ進出を逃して転換期を迎えているチームにおいて米メディアの関心も高い。

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 八村が注目される理由の一つに、「遅咲き」が挙げられる。中学からバスケットボールを始めたストーリーは、米メディアでも大きく取り上げられている。ワシントン・ポスト紙でウィザーズを担当するキャンデス・バックナー記者も、遅咲きのキャリアに注目する一人だ。

「彼は多くの欧米選手に比べてバスケットを始めるのが遅かった。そして、米国の名門校で頭角を現した。3年で英語を流ちょうに話せるまでマスターしたことからも、ハードワーカーで適応力に優れていることが分かる」と、成長する能力を長所とみる。

 それでは、全体9番目という高い評価を受けた八村でどのような選手になれるのだろうか。同記者は現時点で未知数な部分が多いと前置きした上で、「パスカル・シアカムは比較する良い例になると思う」。3年目の昨季、スターターに成長し、ラプターズのファイナル制覇に貢献したカメルーン出身の25歳を比較対象に挙げた。

「シアカムがバスケを始めたのは確か15歳だった。そういう意味でルイと似たキャリアだと言える。シアカムは今年もっとも成長した選手であり、ルイにこれから起こることを予想する上で的確な例だと思う」とみる。

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