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WBC現場で聞いた「韓国の問題点」 地元記者の嘆き「いないんです…」20年間も変わらぬ“顔”

第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が5日開幕した。韓国代表は東京ドームのナイターで、チェコと初戦を迎えた。かつて2006年、09年のWBCでは日本代表とも好勝負を繰り広げた国だが、2013年以降は3大会連続の1次ラウンド敗退と、明るい話題が聞かれなくなって久しい。今回のメンバー構成にも、難しい点があったという。何が問題なのか、韓国の記者に聞いた。

WBC初戦でチェコと対戦した韓国代表【写真: 加治屋友輝】
WBC初戦でチェコと対戦した韓国代表【写真: 加治屋友輝】

日本より一足先に初戦の韓国、実力のほどは?

 第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が5日開幕した。韓国代表は東京ドームのナイターで、チェコと初戦を迎えた。かつて2006年、09年のWBCでは日本代表とも好勝負を繰り広げた国だが、2013年以降は3大会連続の1次ラウンド敗退と、明るい話題が聞かれなくなって久しい。今回のメンバー構成にも、難しい点があったという。何が問題なのか、韓国の記者に聞いた。

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「先発がいないんです…五輪で金メダルを取った頃と、今も同じ投手が投げているんですから」

 こう言って嘆くのは、韓国が金メダルを獲得した2008年の北京五輪も取材したというベテラン記者だ。当時は新鋭だったリュ・ヒョンジン投手と、キム・グァンヒョン投手という2人の左腕が日本をはじめとした他国を悩ませた。

 ただそれから20年近くたっても、韓国球界で有力先発投手というと2人の名前が挙がってしまうのだ。2人とも大リーグで活躍したが現在は韓国プロ野球に復帰。昨年は38歳のリュ・ヒョンジンが26試合で9勝7敗という成績で、今回は実に2009年のWBC以来となる代表復帰も果たした。37歳のキム・グァンヒョンも28試合に投げ10勝10敗とローテーションで投げ続けた。

 韓国プロ野球は2011年、13年と拡張を繰り返し、現在は10球団制が定着している。ただこの過程であらわになったのは、国内選手層の薄さ。どの球団も外国人投手で先発ローテーションを埋め、若手投手がリリーフで酷使されるという悪循環が止まらない。

 さらに「彼らがいれば日本戦に先発したと思うのですが……」と前出の記者が惜しむのは、数少ない20代の先発投手が出場辞退したことだ。最速160キロを超える22歳のムン・ドンジュ(ハンファ)や、2年連続の2桁勝利を挙げている25歳のウォン・テイン(サムスン)は、キャンプ中の負傷で代表を離れざるを得なかった。

「台湾戦が一番重要な試合になると思います」という言葉にも実感がこもる。選手たちも得点時に両手を広げる“飛行機パフォーマンス”を編み出し、何が何でも1次ラウンドを突破して米国・マイアミの準々決勝に行こうと心を一つにしている。球界あげての目標は、果たして叶うのか。

(THE ANSWER編集部・羽鳥 慶太 / Keita Hatori)

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