試合前から仕掛けが満載、子ども連れの心配ごとを解消する8つのポイント

　休日に家族でどこへ出かけよう？　近場で、非日常の体験ができて、子どもたちも夢中になって遊び、家族全員の思い出に残るような一日を過ごしたい――そう考えているファミリーにおすすめなのが、東急ドレッセとどろきアリーナで開催されるBリーグ・川崎ブレイブサンダースのホームゲームだ。

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　プロバスケットボールの試合を観て、一流のプレーや会場の雰囲気を楽しむのはもちろん、魅力は試合開始前のコート外にもたくさんある。アリーナの外で楽しい時間を過ごせるエリア、子どもの年齢に応じてパパ・ママに嬉しいサービスなど、川崎ブレイブサンダースの試合を子ども連れで楽しむポイントを、ファミリーの“心配ごと”に応える形で紹介する。

【Q1】ギリギリに到着するのは不安…早く行っても暇つぶしできる？

　何かとイレギュラーなことが起きやすい幼児連れのお出かけで、試合開始時間ギリギリを目がけて出発するのは至難の業。ブレイブサンダースのホームゲームでは試合開始2時間前から入場、その4時間前からアリーナ前の広場でさまざまな催しが行われるので、余裕をもって到着してもお子さんを飽きさせない。

　多くの来場者のアリーナ玄関口となる「催し物広場」では、小さいお子さんから大人まで楽しめる『THUNDERS KIDS PARK』がオープン。マスコットキャラクター「ロウル」の形をしたドーム型トランポリン「ジャンピングロウル」、スライダーやトランポリンなどが試合日によってランダムに設置される「ふあふあ遊具」、豪華賞品が狙える「サンダースビンゴ」といったさまざまなアトラクションやミニコーナーが用意されている。

　キッズパークを超えるとキッチンカーがズラリ。がっつりごはん系から小腹を満たすサイドメニュー系、別腹スイーツまで、多種多彩なラインナップからお好みのものをチョイスできる。テーブル席はもちろんのこと、今シーズンから新設された芝生エリアは、その場で座って食事を楽しめるので、小さいお子さん連れのファミリーには特におすすめだ。

　試合開始の約1時間半前には、『THUNDERS KIDS PARK』とフードエリアの間にある屋外特設ステージで、チアリーダー「IRIS」とロウルのステージショーがスタート。キュートな両者のコラボレーションを見れば、「バスケにはあまり興味がない」というお子さんたちも一気に心を掴まれること間違いなし。「より近くで見たい！」という人は、ステージが始まる前に来ておくといいだろう。

【Q2】公共交通機関で行くのが不安…車で行っても大丈夫？

　東急ドレッセとどろきアリーナは武蔵溝ノ口駅や武蔵小杉駅からバスで来場する人も多く、近隣に大型駐車場もあるため、比較的スムーズに車を停められる。ただ、アリーナ付近でイベントが重なった時などには、かなり混雑が予想されるので、駐車場予約サービス「akippa」を活用し、事前予約することもおすすめだ。

子連れファミリーが安心できるサービスが充実

【Q3】ベビーカーを持っていったら邪魔になる？

　座席までは持ち込めないが、アリーナに入場するまではOK。1階・2階ともに、アリーナに入ってすぐの場所にベビーカー置き場が設けられており、2階席のチケットでも1階で預かってもらえるので、大人の数が足りない時も安心して利用できる。預り証などは発行されないため、くれぐれも取り間違えのないよう注意が必要だ。

【Q4】授乳やおむつ替えをする場所はある？

　授乳室はアリーナ直結のサブアリーナ1階ロビーにある「ベビーセンター」、おむつ交換台は1階ロビーの女性トイレに1台、2階ロビー男女トイレに各1台、ベビーセンターに2台設置されている。ベビーセンターには離乳食などを食べさせやすいベビーチェアも3台設置されているため、「ベビー関連施設はサブアリーナ1階」と覚えておくと便利。ベビーコーナー横にはマッサージチェアと漫画や雑誌の閲覧コーナーもあるので、授乳を待つパパもゆったり過ごせる。

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【Q5】できれば大人も落ち着いて試合を見たい…何か良い方法はある？

　保護者の膝の上に座ればお子さんのチケット代はかからない。ただ膝の上におとなしく座ってくれるとは限らないのが乳幼児の性。チケット代はかかってしまうが思い切ってもう一席購入し、ベルトつきのポータブルチェアを借りるのも一つの手だ。前がよく見えないと不満なお子さん向けの座高を上げるチャイルドクッションも無料で借りられる。

　また、アリーナエンターテイメントのバスケットボールにおいては、迫力ある音響演出も醍醐味の一つ。「月齢が低いうちから大きな音は聞かせたくない……」「音に敏感だから落ち着いていられないかも……」という心配ごとを解消するイヤーマフも無料貸し出しがあるのでご安心を。

　いずれも貸し出し場所はアリーナ場外の総合案内所で、ポータブルチェアは試合の5営業日前までに事前予約も可能。ちなみにオープニングセレモニー時には開場が暗転し、花火と炎が上がるので、小さいお子さんを連れている際は特に注意したい。

【Q6】おやつや飲み物などの持ち込みはできる？

　ブレイブサンダースのホームゲームでは食べ物、飲み物ともに持ち込みは自由（缶・ビンはNG)。お子さんのお気に入りのおやつや飲み物を持って行くこともできるが、この会場でしか食べられない個性的なフード類もぜひ試してみたい。

　しょっぱい系なら定番の「サンダース唐揚げ」（600円）、選手御用達の焼肉屋の裏メニュー「タンメンチサンド」（1000円）、オリジナルトレーディングカードつきの「サンダースチップス」（400円／コンソメ、唐辛子）「サンダーススナック」（400円／キャラメルクリスプ）。映え系スイーツなら「ロウルソフト」（500円）や「ロウルドーナッツ」（600円）、「ロウルかすたーどまん」（750円）が手軽でおすすめ。「スーベニアカップ付きサンダースプリン」（1800円）はマグカップ、「THUNDERS KIDS弁当」（1400円）はお弁当箱付きなので、グッズを購入する感覚でゲットしてもいい。

今季パワーアップした魅力的なキッズルーム

【Q7】せっかく来たんだからグッズも買いたい…子どもにおすすめは何？

　1Fのグッズ売り場（2階席のチケットでも利用可能）にはバラエティに富んだグッズが並んでいる。初めて観戦に訪れた人にまずおすすめなのは、観戦時に活躍するメガホンや観戦気分を高めるロゴ入りのタオルマフラー、てのひらサイズのロウルのぬいぐるみといった比較的リーズナブルなグッズたち。Bリーグのトレーディングカードやキーホルダー、文房具、2Fに設置されたガチャガチャはお子さんのお小遣いでも買い求めやすい値段だ。

　好きな選手が見つかったら、選手の名前や顔写真の入ったグッズをゲット。キーホルダー、タオル、Tシャツなど種類は豊富で、レプリカユニフォームは110センチから展開されている。赤ちゃんもロウルが描かれたスタイやポンチョ、カバーオールでキメてみて！

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【Q8】試合途中でぐずったらどうすればいい？

　屋外の『THUNDERS KIDS PARK』は試合開始とともに終了しているし、パパ・ママとしてはどうにかして試合を見たい……。そんな困りごとを解消するべく今シーズンよりパワーアップしたのが、8歳以下のお子さんとその保護者のみが利用できるキッズルームだ。靴を脱ぎ、のびのびと過ごせるキッズルームには、クッションが敷かれたベビーコーナー、塗り絵、木製の積み木、身体を動かせる平均台、ボールプールなどが設置され、モニターに映し出された試合の行方を追いながら、ある程度安心してお子さんを遊ばせることができる。ロウルがデザインされた滑り台＆バスケットゴール付きのボールプールは特に人気で、ボールに紛れ込んだロウルのぬいぐるみがたまらなくキュートだ。

　キッズルームの場所はサブアリーナの3階。サブアリーナ1階からエレベーター、もしくはアリーナ2階、トイレ横の特別通路から階段で行くことができる。利用できる時間は一次優先開場から第3クォーター終了までで、試合当日のチケットを持ってさえすれば入場前から利用できるのもうれしい。

■11・12月ホーム開催試合（会場：東急ドレッセとどろきアリーナ）
11月1日（土）18:05　vs長崎ヴェルカ
11月2日（日）16:05　vs長崎ヴェルカ
11月12日（水）19:05　vsサンロッカーズ渋谷
11月15日（土）15:05　vs茨城ロボッツ
11月16日（日）15:05　vs茨城ロボッツ
12月13日（土）17:05　vsアルバルク東京
12月14日（日）15:05　vsアルバルク東京
12月19日（金）19:05　vs島根スサノオマジック
12月20日（土）16:05　vs島根スサノオマジック
12月26日（金）19:05　vs佐賀バルーナーズ
12月27日（土）16:05　vs佐賀バルーナーズ

■チケット詳細
川崎ブレイブサンダース公式サイト
https://kawasaki-bravethunders.com/ticket/