[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ラグビー代表支えた前主将、W杯裏舞台激白 逆境いかにして乗り越えたのか

20160613_hirose2

近藤 俊哉●写真 photo by Toshiya Kondo

「結局は“今”の積み重ね」、最後に手にした“宝物”

 キャプテンはあくまで肩書に過ぎない。

「キャプテン廣瀬」ではなく、「廣瀬俊朗」として、自分だからこそできること。チームのことを考え、いいと思ったら実践した。チームのために、日本ラグビー界のために、自分のために。その結果、彼は“宝物”を手にするのである。

「結局は“今”の積み重ねだということ、今を頑張るということ。エディー・ジャパンだってそうです。今、そのときを頑張ったからこそ、可能性が広がってワールドカップで結果を残すことができたわけですから。

 僕はラグビーを通して、スポーツって素晴らしいなってあらためて思うことができました。これからもラグビーに、スポーツに携わりながら日々を積み重ねて、頑張っていきたいと思います」

 廣瀬は引退後もラグビーに携わっている。2019年には日本開催の次回ワールドカップがある。日本ラグビーの発展はまだ序章に過ぎない。彼がやるべきことはたくさんある。

【了】

二宮寿朗●文 text by Toshio Ninomiya


W-ANS

1 2 3 4
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集