佐藤琢磨、伝統レースへ弾みつける完全V 勝因を自己分析「去年は慣れが必要だった」
5月末のインディ500へ最高の弾み
オフにはエンジニアチームに佐藤が「とても素晴らしいエンジニア」と評価するアラン・マクドナルドを加え、ファーストエンジニアのエデイ・ジョーンズとともに新しい戦略のもと、改良を重ねてきた。
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「確実に良くなっています。エディは元ドライバーで素晴らしいエンジニアだし、アラン・マクドナルドが持ち込んだ新しい方針はとても興味深い。両立させるのは難しいが、しっかりと積み上げてきたことが3戦目にしてしっかりとリザルトに出たのは誇らしく思います」
テスト走行などで得ていた手応えは、シーズン序盤に好結果に繋がったことでさらに増したはずだ。5月末に伝統のインディ500があることを考えても、抜群のタイミングだったと言える。連覇を狙った昨年の伝統レースでリタイアして悔しい思いをした佐藤とチームにとって、栄冠の奪回が遠い目標ではないことをはっきりと示したことにも意味がある。
「継続している力がついてきているのはいいこと。シーズン序盤で勝てたのはすごく大きかったので、この勢いを保てるように頑張っていきたい」。これで年間王者を争うポイント数でも3位に浮上。2017年にインディ500を制した後、次なる目標に掲げていた日本人初の年間王者も視界に入り、残りのシーズンがますます楽しみになってきた。
(岡田 弘太郎 / Kotaro Okada)