[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

「良い馬が多くて迷う」今年のホープフルS 超名牝シーザリオの仔が教えてくれた2歳G1馬の指標

今年のホープフルS、初見で「これは走る」と思ったのは…

 今年のホープフルS出走予定馬の中で、栗東での初見で「これは走るな」と思ったのが、クロワデュノール。そもそも、斉藤崇史調教師の評価が高かったこともあるが、調教を見るたびに「斉藤厩舎にキタサンブラック産駒はフィットする」という過去の経験則が間違っていないことを実感したから。ちなみに経験則になった馬はブラックブロッサム。5戦4勝、脚元の関係で今年5歳で引退してしまったが、無事ならきっとG1を勝っていたと思うし、クロワデュノールがそれを叶えてくれるかもしれない。

【注目】育成とその先の未来へ 野球少年・少女、保護者や指導者が知りたい現場の今を発信、野球育成解決サイト「First Pitch」はこちら

 ただ、デビュー戦を見て強いなあと思ったデルアヴァーがあの時とは比べものにならないくらい追い切りで動いた1週前追い切りを評価すれば、前走でクロワデュノールに完敗したとはいえ、その差を詰めてくるかも知れない。

 いやいや、同じ松永幹夫厩舎のヤマニンブークリエも1週前追い切りの動きは素晴らしかったし、ジュタも半端ない動きを見せた。2歳戦だから迷うというよりも、良い動きを見せている馬が多くて迷うというのが、今年のホープフルSだと思う。

(井内 利彰 / Toshiaki Iuchi)

1 2

井内 利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。競馬予想TV!(フジテレビONE)に出演中。JRAの競馬場、ウインズのイベントに出演し、JRA主催のビギナーズセミナーの講師としても活躍。著書に「競馬に強くなる調教欄の取扱説明書」「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」などがある。

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集