【アジア大会ライター取材日記】男子マイルリレーの裏で起きた、選手同士の応援合戦
間近の応援合戦に見た「チームJAPAN」の結束力
日本は3走の安部孝駿選手(デサント)がインドの選手に抜かれましたが、意地を見せてメダル圏内を死守。最後は、アンカーの飯塚翔太選手(ミズノ)が「めっちゃ怖かった。団子(状態)で来て、後ろも2チームくらい、バーレーンかどこかが来ていたので(メダルを逃せないぞと)ヒヤヒヤしていた。結構いっぱいいっぱいだったけど、最後は振り絞って走った」と順位を守り抜いて、3位でフィニッシュしました。
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レース中にスタンドが盛り上がったのは当たり前ですが、ミックスゾーンも負けていませんでした。自分の目で見られなかったのは残念ですが、取材エリアに残っていたことで、「チームJAPAN」の雰囲気と、リレーが見る人の興奮を呼び起こす様を感じることができました。飯塚選手が「レースが終わった後に(ゴール付近で)たくさんの人が声援をくれた。日本の人たちだけじゃなかったと思う。頑張って良かったと思った」と話していましたが、見えないところでも女子選手たちが一生懸命に応援していました。なかなか見られない、選手同士の応援合戦を間近で見て「チームJAPAN」の結束力を感じた1日でした。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)