【アジア大会ライター取材日記】香港の選手がプロポーズ、ボランティアが“好アシスト”
買い付け、花束隠し…サプライズ演出に携わった男性ボランティアの存在
サプライズの演出に携わったのは、香港チームのリエゾン(連絡係)を務めたイマム・イブラヒムという男性ボランティアスタッフ。林選手から、薔薇の花束の買い付けを頼まれたり、ボランティアスタッフルームに花束を隠し続けたり、バラにマスコットを添えたりとプロポーズのサプライズ演出のために、色々と大変だったようです。
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先日の取材日記で書いたとおり、多くの報道陣は、2時間の時差がある日本で設定される締め切りに追われながら、複数の競技や種目をかけ持ちしています。関係のない情報など、関わっている場合ではないということもあります。「香港の選手が、99本の薔薇の花束でプロポーズをした」という見出しの1枚のプレスリリースは、日本向けに重要性が高いとは思えないものではありましたが、読み終わって、面白いことをする選手がいるものだなと思うとともに「ボランティア、ナイスプレー」と思ってしまいました。また、この話をプレスリリースにして渡して来るところもちょっと良いセンスだなと思いました。
あれ、サッカーの現場に行ったのに、その話が含まれていませんね。試合を取材し、シャトルバスで会場からMPCに戻り、サッカーの記事を書いている間に日付けが変わり……そこまでは覚えているのですが、何かを忘れていたようです。連載している企画があったような……。1枚のプレスリリースもまた、記者を助けてくれるようです。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)