【パンパシ水泳】瀬戸大也がこの夏にかける理由 「最強の宿敵」を倒して「最高のパパ」の第一歩を―
「東京五輪では『最高のお父さん』と思ってもらえるようなレースを」
だからこそ、パパとなって初めて迎える国際大会で不甲斐ない姿を見せるわけにはいかない。
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「まだ記憶はないですけど、東京五輪を迎える頃には、物心もちょっとはついていると思うので、そこで娘に『最高のお父さん、自慢のお父さん』と思ってもらえるようなレースをしたいと思います。そのためにもまずは、やっぱり金メダルを獲ってマスコットをプレゼントしたいですね。最後は絶対、そういうところ(家族)からのパワーが強いと思うので、いい風を作りたい」
12年の横浜大会以来、自国開催で行われるパンパシ水泳。実は当時8歳だった大也少年も会場にいた。北島康介、松田丈志らトップスイマーと一緒に写真を撮ったことを鮮明に覚えている。
「今度は自分が写真を撮った子たちが今後、日本代表になってほしいなと思います。16年でまた回ってきて自分が出る立場になった。だから今回、東京のパンパシをたくさんのジュニアスイマーが見に来てくれたら『僕も私もこれに出たい』と思って目指してもらって、また将来に自国開催に回ってきた時、水泳選手なりたいと思ってくれる子たちが増えたら選手としてはうれしいです」
そのためにどんな結果を残すのか。前回大会は200メートルバラフライで金、200メートル個人メドレーで銀、400メートル個人メドレーはメダルなしに終わっている。
「今年は3種目ともメダルを獲って、1つでも多く金メダルを獲ることを目標に強い気持ちでやっていきたい。特に個人メドレーに関しては公介と米国のカリシュが最強のライバルになってくると思うので、そのライバルたちと良いレースをして、勝つというイメージでやっていきたいです」
瀬戸が「最強のライバル」を倒し、「最高のお父さん」の一歩を踏み出す。
(明日5日の第19回は渡部香生子が登場)
◇パンパシ水泳、テレビ朝日系列で連日中継 パンパシ水泳は9日に開幕し、テレビ朝日系列では最終日まで4夜連続ゴールデンタイムで放送(9、10日は一部地域除く)。
(THE ANSWER編集部)