【パンパシ水泳】瀬戸大也がこの夏にかける理由 「最強の宿敵」を倒して「最高のパパ」の第一歩を―
9日に開幕するパンパシ水泳(4日間・東京、テレビ朝日系列で中継)の注目選手22人を毎日紹介する「THE ANSWER」の「パンパシ水泳カウントダウン連載」。開幕まであと4日の第18回は個人メドレー、バタフライの瀬戸大也(ANA)。6月にパパとなり、初めて迎える国際大会は萩野公介(ブリヂストン)ら「最強のライバル」を倒し、「最高のお父さん」への一歩を踏み出す。
「あと4日!パンパシ水泳カウントダウン連載」―初めてパパとして迎える夏の想い
9日に開幕するパンパシ水泳(4日間・東京、テレビ朝日系列で中継)の注目選手22人を毎日紹介する「THE ANSWER」の「パンパシ水泳カウントダウン連載」。開幕まであと4日の第18回は個人メドレー、バタフライの瀬戸大也(ANA)。6月にパパとなり、初めて迎える国際大会は萩野公介(ブリヂストン)ら「最強のライバル」を倒し、「最高のお父さん」への一歩を踏み出す。
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「パパ」になった瀬戸が、最愛の娘に最初のプレゼントを贈る。4月の日本選手権、200メートルバタフライ、200メートル個人メドレー、400メートル個人メドレーで、きっちりと代表の座を射止めた。
「蓋を開けてみたら3つとも代表権を獲れて良かったと思います。ただ、自分の中で最終日の400メートル個人メドレーが負けたくないという気持ちもあったので、完敗してしまい、久しぶりに悔しい気持ち。最後きつくなることは分かっていたけど、それでもバテすぎたなと」
ただ、収穫を感じたレースもあった。ライバル・萩野とぶつかった200メートル個人メドレー。2位と後塵を拝したが、ラストの自由形で0秒48差まで迫り、自己ベストとそん色ないタイムをマークした。
「凄く気合いを入れて(後の日程の)200メートルバタフライを考えず、まずは200メートル個人メドレーでしっかりと代表を獲ることと、公介との勝負にこだわっていこうと思って後ろのことも考えずに突っ込めて、ベストととんとんで来られたのは良かったかなと思います」
大目標の東京五輪を2年後に控えたこの夏、とりわけ思いが強い理由がある。6月26日に元飛び込み選手の優佳さんとの間に長女が生まれたことだ。
当初は男の子が欲しかったというが、出産前に女の子と分かると「その瞬間、ばーってイメージが湧いて…バージンロード歩いたりとか、ディズニーランド行ったら『ドレス買って』とか言われたら買っちゃうんだろうなとか」と早くもパパとしてのイメージを膨らませていた。