連載「氷の絵師たちのエール」第18回

「THE ANSWER」が北京五輪期間中に展開した特集「THE ANSWER的　オリンピックのミカタ」で配信したフィギュアスケートた連載「氷の絵師たちのエール」。競技への愛情をイラストに込め、スケーターを後押しするファンの想いと作品を紹介した。好評につき、大会終了後も掲載延長。大会期間中に紹介しきれなかった作品を届ける。第18回は男子シングル銅メダル、団体戦銅メダルを獲得した宇野昌磨を描いた女性ファン「なかまゆ」さん。

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　17日間に渡って熱戦が繰り広げられた北京五輪。フィギュアスケート日本を牽引した一人が、宇野昌磨だ。

　最初の種目、団体戦でトップバッターを務め、男子ショートプログラム（SP）で自己ベストを更新する105.46点をマークし、日本フィギュア初の銅メダル獲得に貢献した。個人戦でも銀メダルの鍵山優真とともに銅メダル。平昌五輪銀に次ぐ2大会連続メダルという快挙を達成した。

　大舞台で強心臓を発揮するベビーフェイスの24歳は、ファンの心を掴んで離さない。

　そんなギャップあふれる宇野の優しい表情を切り取ったのが「なかまゆ」さん。「演技中のキリッとした表情も良いですが、オフのほんわかした笑顔もとても素敵なので」と描いた理由を明かす。

「漫画っぽくアレンジしましたが、本人の雰囲気を壊さないように気をつけました。ふんわりした感じを出したくて、パステルで着色しています」

　子供の頃から絵を描くのが好きだった。アニメや漫画も得意だが、風景画やリアルな似顔絵も好きという。「宇野選手らしい演技をこれからも楽しみにしています。怪我に気をつけて頑張って下さい！」と「なかまゆ」さん。

　3月には世界選手権出場予定の宇野。五輪という大舞台が終わっても、ファンが愛する気持ちは変わらない。

【私がフィギュアスケートを愛する理由】
　
「優雅に見えてスピード感と迫力に溢れる競技で、同じ技でも選手によって全く違う魅力があるのも素晴らしいと思います」（なかまゆさん）

　※「THE ANSWER」では北京五輪で取材に協力いただいた皆さんに「私がフィギュアスケートを愛する理由」を聞き、発信しています。