「私が高梨沙羅に惹かれた理由」 12歳から追い続けた写真家が知る、儚さゆえの美しさ
写真が趣味の高梨、腕前は「らしさが出ていてすごく素敵です」
撮り溜めていた写真はほかにもある。実は高梨もカメラが趣味だ。「らしさが出ていてすごく素敵ですよ」と、そのセンスを絶賛する大橋さんは、ささやかな夢も抱く。
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「ぜひまた機会があれば、本人が撮ったものと私の写真とで北海道でも(写真展を)開催したいですね! 私の勝手な希望ですけどね」
早くから天才少女として期待された高梨。飛び級で大学に入学するなど、競技以外でも多くの話題をふりまいてきた。25歳で迎える北京五輪は、成熟した日本のエースとして挑む大一番。大橋さんは「高梨選手は自分が作ってきたジャンプを飛びたいと思うんです。その延長線上に、楽しかったなっていう言葉を聞けたら最高ですよね」と願っている。
(水沼 一夫 / Kazuo Mizunuma)