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「私が高梨沙羅に惹かれた理由」 12歳から追い続けた写真家が知る、儚さゆえの美しさ

写真が趣味の高梨、腕前は「らしさが出ていてすごく素敵です」

 撮り溜めていた写真はほかにもある。実は高梨もカメラが趣味だ。「らしさが出ていてすごく素敵ですよ」と、そのセンスを絶賛する大橋さんは、ささやかな夢も抱く。

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「ぜひまた機会があれば、本人が撮ったものと私の写真とで北海道でも(写真展を)開催したいですね! 私の勝手な希望ですけどね」

 早くから天才少女として期待された高梨。飛び級で大学に入学するなど、競技以外でも多くの話題をふりまいてきた。25歳で迎える北京五輪は、成熟した日本のエースとして挑む大一番。大橋さんは「高梨選手は自分が作ってきたジャンプを飛びたいと思うんです。その延長線上に、楽しかったなっていう言葉を聞けたら最高ですよね」と願っている。

(水沼 一夫 / Kazuo Mizunuma)

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大橋泰之

写真家 
1978年9月1日、北海道・小樽市出身。広告写真を始め、ドキュメンタリー、エディトリアル、最近では自主制作映画など幅広い分野の撮影を手掛ける。2018年3月、東京・六本木ヒルズで「セブンカフェpresents 高梨沙羅写真展カフェ『SARA'S PROGRESS』」を開催。合同会社マカロニ写真事務所代表。
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