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渡邉拓馬氏が小学生と“個人面談” 元バスケ日本代表から故郷の子どもたちに金言

渡邉氏が語る身長の伸ばし方は…【写真:編集部】
渡邉氏が語る身長の伸ばし方は…【写真:編集部】

身長を伸ばすために大切なことは…「よく寝て下さい」

 ウォーミングアップが終わると、いよいよ個人面談のスタートだ。遠隔指導を受けている11人の子どもたちは、渡邉氏とそれぞれ約5分間、オンライン上ながら2人きりで話せる貴重な機会を得た。渡邉氏は事前に、子どもたちの目標・課題と中間発表用の動画をチェック。「シュートの確率を上げる」という目標を掲げた6年生の佐藤悠生(はるき)君には、「とてもいいシュートでした。これをぜひ継続して」と背中を押した。さらに、もう1段階上を目指すポイントとして「シュート後のフォロースルーを意識すること」「シュートを打つ時、右利きは右足が少し前に位置すると打ちやすいこと」などを伝えた。

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 同じく6年生の竹田晴翔(はると)君は「レイアップでのシュートを上手くなりたい」という目標を持っていたが、ここでも渡邉氏は「とても素晴らしくて上手。動画を見る限りでは修正点はあまりないです」と絶賛。さらなるレベルアップに向けて「左手でも同じようにレイアップができるようにしたり、ディフェンスをイメージしながら練習するようにしたりするといいと思います」とコツを伝えた。

 オンライン上とはいえ、渡邉氏と2人だけの空間に最初は恥ずかしげな様子を見せる子どもたちが多かったが、的確なアドバイスと温かな応援の言葉をもらうと柔らかな表情に。子どもたちから渡邉氏も活発に質問が投げかけられた。「どうしたら大きな選手を相手に上手くディフェンスできるようになりますか?」という質問には、「まずは自分がやられて嫌なことをやっているといい。フットワークも大事だけど、ボールに手を出されると嫌なもの。ハンドワークも意識してみて下さい」と、実戦で役立つ答えが返ってきた。

 中でも多かったのが「どうしたら身長が伸びますか?」という質問だ。現在は188センチと長身を誇る渡邉氏だが、「小学校6年生の時は152センチくらいでした」と明かす。そして、身長を伸ばすために一番有効だったと振り返るのが「よく寝ること」だ。「僕は好き嫌いはないので何でも食べましたし、よく寝ました。高校生の頃まで1日10時間くらい寝ていたと思います。体を休めることは大切だし、寝ている間には成長ホルモンが出るので、ぜひよく寝て下さい」とアドバイスした。

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