[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

【PR】川口能活のDAZN(ダゾーン)観戦術 JリーグのGKに期待する「内面の強さ」は映像でわかる

2018シーズン限りで現役を引退し、現在は主に指導者として後進の指導にあたっている元日本代表GKの川口能活氏。10代前半から20代前半まで幅広い世代のゴールキーパー(GK)を育成するにあたり、重要なツールになっているのが「DAZN(ダゾーン)」だ。

Jリーグが21日開幕、元日本代表GK川口氏はどう試合を観戦するのか

 2018シーズン限りで現役を引退し、現在は主に指導者として後進の指導にあたっている元日本代表GKの川口能活氏。10代前半から20代前半まで幅広い世代のゴールキーパー(GK)を育成するにあたり、重要なツールになっているのが「DAZN(ダゾーン)」だ。

 以前は移動中や空いた時間にリラックスしながら視聴することが多かったが、現在は仕事の一環として必要不可欠にものに。

「選手時代はGKの直接的なプレーを中心に見ていました。あるいはボールを追うことが多かったですが、引退してからはボールに関わっていない選手の動きに注目しています。特にGKがどのようなポジショニングでチームの守備をオーガナイズしているかで、チーム全体の狙いやGKの特徴が見えてきます」

 昨今、GKの仕事は多岐にわたる。

 川口氏がこだわる「GKはゴールを守ることが最大の仕事」でありながらも、ビルドアップに関わるプレーやペナルティエリア外にも果敢に飛び出していく守備範囲の広さを求められる。昨年、J1を制した横浜F・マリノスのゴールマウスを守る朴一圭が典型的な例だろう。朴のようなプレースタイルにおいてスタートポジションは最重要事項と言えるかもしれない。

 Jリーグから海外サッカーまで全般を視聴するが、実際に指導したアンダーカテゴリーの選手が出場する試合はこまめにチェックする。成長過程の段階にある彼らのパフォーマンスを確認することは、アップデートの作業に直結していく。

GKに必要なのはほとばしるオーラと絶対的な存在感

 川口氏はプロ2年目で横浜マリノスの守護神の座を掴み取り、以降は日本を代表するGKとして長く君臨してきた。試合出場がもたらす好影響を誰よりも痛感している。

「プロ1年目は、同期の選手がベンチに入ったり、試合に出場しているのを見て焦りを感じていました。でも2年目から自分が試合に出場するようになって、練習では得られない自信がつきました。最初は勢いだけでガムシャラにプレーしていたものが、徐々に自信と力に変わっていきました」

 注目しているのは映像からでも伝わる「内面の強さ」だ。その理由として、GKにはほとばしるオーラや絶対的な存在感が必要という持論を展開した。

「力強さというのは、大声で叫ぶことがすべてではありません。内面から出てくる強さは、味方にとっての頼りがいになります。そういった雰囲気を持ったGKがもっと出てきてほしい。特に今年は東京五輪があります。23歳以下の世代の選手たちがチーム内にいる百戦錬磨のベテランと競争し、ポジションを勝ち取る。それが選手自身の成長と五輪代表の強化につながります」

 見ている者を熱くするGKよ、もっと出てこい。自身がそうだったように、川口氏は試合の流れや雰囲気をガラリと変えられるホンモノのGKをDAZNで探している。

(THE ANSWER編集部)