おにぎりはOK?唐揚げはNG? パフォーマンスをアゲる“練習前後の補食”って…
実は練習前後、そして練習中の補食は、パフォーマンスの出来を左右するほど大切です。また、運動時は大量に汗をかくので、水分補給も重要なポイント。力を発揮するためには、いつ、何を食べて、何を飲んだらいいのか? 運動前後、運動中、それぞれのポイントを覚えましょう。
パフォーマンスを最高にするトレーニング前後の栄養補給
実は練習前後、そして練習中の補食は、パフォーマンスの出来を左右するほど大切です。また、運動時は大量に汗をかくので、水分補給も重要なポイント。力を発揮するためには、いつ、何を食べて、何を飲んだらいいのか? 運動前後、運動中、それぞれのポイントを覚えましょう。
●運動前
昼食後から何も食べずに練習に入るのはなるべく控えます。空腹のままでは脳は働かず、体のキレも悪くなり、力を発揮できないどころかケガのリスクも高まります。
練習の約1~2時間前に糖質が中心の補食を摂り、筋肉のエネルギー源をチャージ。同時にビタミン、ミネラルを摂ります。すると、練習中、パワーも持久力も発揮。最後まで、集中力やモチベーションを最後まで維持したまま、全力で練習に取り組めるでしょう。
[オススメの補食]
おにぎり、バナナ、あんぱん、ぶどうパン、栄養補助食品(糖質を多く含み、エネルギー源になるもの)。以上に加えて、果汁100%のオレンジジュースや野菜ジュース、牛乳を飲む。運動の直前にしか補食が摂れない場合は、消化がよく栄養バランスのよいゼリー飲料がおすすめ。
●運動中
大量に発汗すると体が渇き、判断力や集中力の低下を招きます。脱水が進むと、パフォーマンスが低下するだけでなく、熱中症を引き起こす事態になりかねません。これではトレーニングに支障をきたすだけでなく、体にとって危険な状態に。練習中はこまめな水分補給を心がけましょう。可能であれば電解質含有のスポーツドリンクも用意を。
●運動後
練習直後は電解質含有のスポーツドリンクでしっかり水分補給。発汗で失ったミネラルとともに、体のすみずみまで素早く水分を届けます。その後、身支度を整えたらできるだけ早めに、補食を摂ること。摂ってほしいのは、運動で使ったエネルギーを補充する糖質と筋肉の修復に役立つタンパク質。可能な日は、一緒に果汁100%のジュースや果物でビタミン、ミネラルを摂ると、効果的です。
[オススメの補食]
おにぎり、バナナ、あんぱん、ぶどうパン、肉まん、栄養補助食品(タンパク質、糖質を多く含むもの)。以上に加えて、果汁100%のオレンジジュースや野菜ジュース、牛乳を飲む。夕食までにあまり時間のないときは、消化がよく栄養バランスのよいゼリー飲料がおすすめ。
これはNG!
補食は運動前後を問わず、砂糖と油の多いものは控えます。特に油っこいものは注意。運動前に食べれば消化不良から動きが悪くなり、運動後は夕食時の食欲低下につながります。
[避けたい食品]
唐揚げ、カップラーメン、ハンバーガーやフライドポテト、ラーメンなど。パンの場合、特にバターやマーガリンを多く使用しているデニッシュ系や、蒸しケーキパン、そしてカレーパンなどの揚げたものは避ける。
(情報提供:大塚製薬)
(THE ANSWER編集部)