相洋、2年生アンカー逆転で400mリレーV! 高島咲季は2冠「チーム一丸で戦えた」
全国高校総体(インターハイ)の陸上第3日は6日、女子400メートルリレー決勝で相洋(神奈川)が45秒45で5年ぶりの優勝。4人の走力を結集させ、夏の女王を射止めた。
45秒45で5年ぶりの優勝、逆転演じた2年生アンカー石川「1位で戻ってこないと…」
全国高校総体(インターハイ)の陸上第3日は6日、女子400メートルリレー決勝で相洋(神奈川)が45秒45で5年ぶりの優勝。4人の走力を結集させ、夏の女王を射止めた。
逆転で女王の座に就いた。綺麗なパスワークでアンカーの2年生・石川優に2番手でつなぐと、力強い走りで前を行く中京大中京を逆転。先頭でゴールに飛び込んだ。殊勲の2年生は「最後なので、3年生の3人がつないできたバトンを1位で戻ってこないといけないと思って一生懸命走りました」と笑みをこぼした。
2走の高島咲季(3年)は400メートルに続く2冠。「今日の試合が始まる前に全員で円陣を組んで、その円陣がみんな元気に溢れていて、優勝できるなという感じが凄くした。チームで一丸となって戦えたからこそ勝てたのかなと思います」と要因を語った。
1走を務めた小川ひかり(3年)は「バトンもうまくつながっていて、結構、混戦の中で(石川)優が最後、ラスト走り抜けてくれたので後は見守るだけだなと思って見守っていました」と後輩を称え、3走の金子ひとみ(3年)は「(小川)ひかりと(高島)咲季がいい位置でバトンを持ってきてくれた。アンカーは2年生で、3年生の思いも全部ぶつけて渡しました」と同期の絆を誇った。
◇インターハイの陸上は4日から8日まで熱戦が繰り広げられる。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
(THE ANSWER編集部)