藤原孝輝、衝撃の30年ぶり高校新8m12! 走幅跳びで2年生が快挙「驚きと嬉しさが…」
全国高校総体(インターハイ)の陸上第2日は5日、沖縄・タピック県総ひやごんスタジアムで各種目が行われ、男子走り幅跳びで藤原孝輝(2年=洛南)が8メートル12(追い風1.7メートル)をマークし、30年ぶりに高校記録を更新。高校生史上初の8メートルジャンパーとなり、優勝した。
史上初の高校生8メートルジャンパーが誕生「さらに記録を目指していく」
全国高校総体(インターハイ)の陸上第2日は5日、沖縄・タピック県総ひやごんスタジアムで各種目が行われ、男子走り幅跳びで藤原孝輝(2年=洛南)が8メートル12(追い風1.7メートル)をマークし、30年ぶりに高校記録を更新。高校生史上初の8メートルジャンパーとなり、優勝した。
沖縄に衝撃が走った。最後の6本目、大きなストライドで助走をつけ、跳んだ藤原は大ジャンプを披露。会場も思わずどよめいた一本は、なんと8メートル12。森長正樹が1989年に記録した7メートル96を16センチ更新し、史上初の高校生8メートルジャンパーとなった。電光掲示板に「高校新記録」の文字が表示されると、大きな拍手が降り注いだ。
テレビインタビューに立った藤原は「この記録に関しては満足いくもので、凄く嬉しいものであります」と喜んだ。「中間マークから最後の踏み切りまでの流れが自分のなかで凄くまとまっていた。その結果、いい跳躍ができた」と振り返り、記録が出た瞬間については「驚きと嬉しさがほとんどで、他のことが全然考えられないような幸せな時間みたいな感じです」と夢見心地だ。
高校記録のみならず、従来のU-20の記録も塗り替えた。しかも、まだ2年生。「さらに、これから記録を目指して頑張っていきたい」と語ったジャンパーの将来に期待が膨らむ。
◇インターハイの陸上は4日から8日まで熱戦が繰り広げられる。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
(THE ANSWER編集部)