2年生・木下祐一が男子400mV! 46秒台3人の高速決着、足の痛みは「走ったら忘れた」
全国高校総体(インターハイ)は4日、沖縄・タピック県総ひやごんスタジアムで陸上が開幕し、男子400メートル決勝は木下祐一(2年=洛南)が46秒62の好タイムで制した。
左太ももの不安も一掃「思ったよりいいタイムが出た」
全国高校総体(インターハイ)は4日、沖縄・タピック県総ひやごんスタジアムで陸上が開幕し、男子400メートル決勝は木下祐一(2年=洛南)が46秒62の好タイムで制した。
沖縄の熱風を切り裂き、木下が先頭でゴールに飛び込んだ。レースは最後の直線、3人がほぼ横一線の混戦となったが、踏ん張った。3年生2人を抑え、46秒台が3人というハイレベル決着。レース後は「酸欠で(嬉しさが)実感できない」というほど、すべての力を出し切ったレースで優勝。安堵の笑みで振り返った。
「予選、準決勝と自分的に最後にバテるレースばかりだったので、決勝もキツイかと思ったけど、準決勝の後に思ったより疲れが残らなかった。しっかりと走りの悪かったところを直すことができたから勝てたと思う。完璧なレースではないけど、自分的に納得できるレースだった。タイムも思ったより出た」
怪我の不安も一掃した。左太ももに肉離れを起こした影響が残っており、「痛みはない」と言ったが、この日もテーピングを巻いて出場。「予選前までは意識はあったけど、走ったら忘れた」と集中しきっていた。「タイムの意識はなかった。それよりも順位と思ったいたけど、思ったよりいいタイムが出た」と納得顔だ。