桐光学園が劇的インハイ初V! 後半ATラストプレー弾、監督「子供たち信じていた」
全国高校総体(インターハイ)の男子サッカー決勝は1日、桐光学園(神奈川)が富山第一(富山)を1-0で破り、初優勝を飾った。
富山第一を1-0で下す、鈴木監督「言葉にならないくらい嬉しい限り」
全国高校総体(インターハイ)の男子サッカー決勝は1日、桐光学園(神奈川)が富山第一(富山)を1-0で破り、初優勝を飾った。
35分ハーフで行われた決勝。桐光学園はC大阪に内定しているエースFW西川潤(3年)を中心に富山第一のDF陣に挑むが、ゴールを奪えずに前半終了。後半も積極的に攻めたが決定機を欠き、7分間のアディショナルタイムに突入した。延長戦突入かと思われた矢先、FW神田洸樹(3年)が劇的決勝ゴールを奪った。これがラストプレーだった。試合後は嬉し涙に暮れる選手もいた。
鈴木勝大監督は「言葉にならないくらい、日本一を目指してやってきたので嬉しい限り」と破顔一笑。「子供たちをやってくれると信じて見ていた。こういう気候の中で粘り強く守備ができたのは成長」と労った。
一方で「明日から冬の選手権に向け、もっと厳しいもの(課題)が出てくる。注目されることは悪いことじゃないと思うけど、高校生である彼らの良さを引き出し、もっと成長していけたら」と早くも冬の日本一を見据えた。
◇インターハイのサッカーは7月26日から8月1日まで熱戦が繰り広げられた。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
(THE ANSWER編集部)