冬の王者・福岡第一が4強 健闘の東山を終盤圧倒、前回覇者と激突へ「必ず優勝を」
やはり、福岡第一は強い。全国高校総体のバスケットボール男子は31日に準々決勝を行い、昨冬のウインターカップを優勝している福岡第一(福岡)は、70-56で東山(京都)を破り、4強入りを果たした。
インターハイ男子で東山に26点差勝ち、準決で前回覇者・開志国際と激突へ
やはり、福岡第一は強い。全国高校総体のバスケットボール男子は31日に準々決勝を行い、昨冬のウインターカップを優勝している福岡第一(福岡)は、70-56で東山(京都)を破り、4強入りを果たした。
福岡第一は、河村勇輝(3年)、小川麻斗(3年)の両ガードと長身留学生のクベマジョセフスティーブ(3年)が昨年からの主力。一方の京都も、昨年が下級生中心のチームで、ガードの脇阪凪人(3年)、司令塔の米須玲音(2年)、留学生のムトンボジャンピエール(2年)らが残っている好チーム。両チームは昨冬のウインターカップ2回戦で対戦しており、福岡第一が圧勝していた。東山にとっては、雪辱戦だった。
福岡第一は、ハードなディフェンスから速攻を繰り出す伝統のスタイルだが、序盤から点数が伸びなかった。東山は、スクリーンプレーを多用して長くボールを持ち、確実性の高い攻撃を繰り出すチーム。前回の対戦では、留学生へのパスコースを遮断され、司令塔の米須が、相手の司令塔である河村にボールを奪われてペースを失った。しかし、今回は、米須が巧みにボールを隠しながらボールをキープ。味方がフリーになるタイミングを待って確度の高いパスで攻撃を組み立てたため、ハイテンポなゲームにはならなかった。