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地元愛が生んだ“トリックCK”大成功 帝京長岡、インハイ初16強の裏にあった選手の自由な発想

大量リードのなかで飛び交った「しっかり守れ!」の声

 帝京長岡はインターハイでは初の16強進出だが、全国高校サッカー選手権ではベスト4を2度経験。今季から所属リーグもユース年代最高峰のプレミアリーグに属しており、目指しているのは初の日本一だ。下田とセンターバックでコンビを組む主将の山本圭晋(3年)は「チームの歴史を一つ前に進められたのは嬉しいことだけど、まだ2回戦を勝っただけというのが正直なところ。1試合1試合、大事に戦っていった先に優勝という目標が見えてくると思うので、次の試合に向けて良い準備をしたい」と大勝での勝ち上がりに浮かれることなく、大目標に向けて気持ちを引き締めていた。

 帝京長岡は、個人技とパスワークを融合させた攻撃に特長があるチーム。1回戦では柳ヶ浦(大分)に5-0と快勝。2回戦も4-0と大量得点で勝ち上がっている。その中でも、2回戦の終盤には、山本が「しっかり守れ! 遊びじゃねえんだぞ!」と大量リードで気の緩んだ選手を叱咤するなど、守備面でも健闘。2試合連続の完封勝利を挙げている点も見逃せない。

 2回戦を終えて、29日は休養日。30日の3回戦では東海大相模(神奈川、第2)と対戦する。2024長岡まつり花火大会は、8月2日、3日に実施予定。大会の準決勝、決勝と日程が重なっている。今年は花火観覧ではなく、隣県の福島県にあるJヴィレッジで、新潟県勢初の日本一という大きな花火を打ち上げるつもりだ。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)

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