女子100m障害で中京大中京の親友2人が1、2位 2冠・林美希は「小学校から同じクラブで…夢が叶った」
陸上の全国高校総体(インターハイ)最終日は6日、札幌市厚別公園競技場で女子100メートル障害決勝が行われ、中京大中京(愛知)の林美希(3年)が13秒53(追い風0.8メートル)で優勝。7種競技とともに2年連続2冠を達成した。13秒67で2位に入った片山心菜(3年)と中京大中京でワンツー。大分雄城台(大分)の谷中天架(2年)が13秒71で3位に入った。
陸上インターハイ最終日・女子100メートル障害決勝
陸上の全国高校総体(インターハイ)最終日は6日、札幌市厚別公園競技場で女子100メートル障害決勝が行われ、中京大中京(愛知)の林美希(3年)が13秒53(追い風0.8メートル)で優勝。7種競技とともに2年連続2冠を達成した。13秒67で2位に入った片山心菜(3年)と中京大中京でワンツー。大分雄城台(大分)の谷中天架(2年)が13秒71で3位に入った。
スタート良く飛び出した林が力強い走りで頂点に立った。ゴール前は接戦になったが、片山と中京大中京でワンツー。部旗を羽織って一緒に記念撮影し、歓喜に酔いしれた。7種競技と合わせて2年連続2冠。「凄くほっとしているのが一番。日本一になれることは凄く嬉しい」と頬をほころばせた。
前日まで2日間、7種競技を戦った翌日に予選、準決勝、決勝と3レースをこなすハードスケジュール。しかも午前の予選は雨が降った。ただ、本人は「県大会も雨ばっかり。もっと過酷な状況だったので気にしていない」とサラリ。「こんな雨は雨じゃない」と強い気持ちで乗り切った。
特に嬉しかったのは小学校から同じクラブだった片山との1、2位フィニッシュ。別の組で走った準決勝で「決勝で会おう!」と声を掛け合い、決勝の前は「ワンツーしようね」と励まし合った。「ずっとワンツーしたいと言っていて、やっと夢が叶った。凄く嬉しいです」と親友との快挙に笑みをこぼした。
(THE ANSWER編集部)