注目の女子1500mで圧巻の大会新記録4分6秒54 神村学園カロラインが独走V2「暑いのは好きです」
陸上の全国高校総体(インターハイ)第2日は3日、札幌市厚別公園競技場で女子1500メートル決勝が行われ、神村学園(鹿児島)のカリバ・カロライン(3年)が大会新記録の4分6秒54で2連覇を達成した。白鵬女子(神奈川)のジェシンタ・ニョカビ(2年)が4分13秒93で2位、津山(岡山)のドルーリー朱瑛里(1年)が4分15秒50で3位だった。
陸上インターハイ第2日・女子1500メートル決勝
陸上の全国高校総体(インターハイ)第2日は3日、札幌市厚別公園競技場で女子1500メートル決勝が行われ、神村学園(鹿児島)のカリバ・カロライン(3年)が大会新記録の4分6秒54で2連覇を達成した。白鵬女子(神奈川)のジェシンタ・ニョカビ(2年)が4分13秒93で2位、津山(岡山)のドルーリー朱瑛里(1年)が4分15秒50で3位だった。
1年生ドルーリーの決勝進出で注目が集まったレースで会場を沸かせたのはカロラインだった。序盤から積極的に集団を引っ張り、徐々に後続を突き放す。そして、勢いは衰えることなくラスト1周は独走状態に持ち込み、先頭でゴールを駆け抜けた。圧巻の走りで叩き出した4分6秒54は大会新記録の快挙だった。
カロラインは「とてもうれしいです。今日はとても良くできました」と感極まった表情で振り返った。午前は雨が降って涼しかったが、午後になると晴れて暑さが戻った。しかし、本人は「暑いのは好きです」と笑顔。昨年は1500&3000メートルを制しており、2年連続の2冠に期待がかかる。「3000メートルも自己ベストを出したい」と誓った。
(THE ANSWER編集部)