【競泳】今井月、18歳初レースで涙の2冠 親友・池江の活躍が刺激「腐らず、負けずに頑張る」
全国高校総体(インターハイ)は17日、水泳が愛知県内で開幕。競泳(日本ガイシアリーナ)第1日はリオデジャネイロ五輪代表の今井月(3年=豊川)が女子200メートル個人メドレー、女子400メートルフリーリレーで2冠を達成した。
インターハイ、200m個人メドレー&400mフリーリレーでW大会新
全国高校総体(インターハイ)は17日、水泳が愛知県内で開幕。競泳(日本ガイシアリーナ)第1日はリオデジャネイロ五輪代表の今井月(3年=豊川)が女子200メートル個人メドレー、女子400メートルフリーリレーで2冠を達成した。
今井が18歳初レースで躍動した。まずは女子200メートル個人メドレー。最初のバタフライで27秒87をマークし、残りもきっちりとまとめ、2分11秒00の大会新記録で優勝した。続けてアンカーを務めた女子400メートルリレーでは1位と2秒以上の差がついた2位で飛び込んだが、圧巻の泳ぎで逆転優勝。3分45秒78の大会新で初日2冠となり、リレー後には「3人が頑張ってくれていたので、絶対に抜いてやろうと思っていた。個人レースよりも全然嬉しい」と話し、思わず目を潤ませた。
今季は代表入りを逃し、悔しいシーズンとなっている。15日に18歳の誕生日を迎えた際にはパンパシ水泳で活躍した同級生の池江璃花子(ルネサンス亀戸)がSNSで誕生日を祝福してくれ、今井は「代表を落ちた時はすごく悔しかった。でも(パンパシで)代表のレースを応援して、(大橋)悠依さん、璃花子の優勝は刺激になった。璃花子が君が代を歌っている姿が一番良かった。自分にはこの夏、インハイしかない。腐らず、負けずに頑張りたい」と親友に負けない活躍を誓った。
◇インターハイの競泳は17日から4日間にわたって熱戦が繰り広げられる。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
(THE ANSWER編集部)