【サッカー】インターハイは新王者誕生が確定 桐光―昌平、山梨学院―東山 夏の頂に輝くのは?
準決勝は12日、勝ったチームが翌13日の決勝へ
山梨学院は、エースストライカーの宮崎純真(3年)の活躍が目立つ。粘り強い守備から宮崎にボールを集め、ターンやドリブルで攻撃にシフトチェンジ。味方のサポートを得ながら、宮崎がドリブルで仕掛けていく。準々決勝は、宮崎の2得点で日章学園(宮崎)に逆転勝ちを収めた。
東山は、4強に残ったチームの中で唯一、2回戦からの出場で試合数が少ない。3試合をわずか1失点で勝ち上がった堅守がベース。ロングパスを多用することで相手のショートカウンターを回避し、中盤でセカンドボールに競り勝って攻撃に移る。山梨学院と東山は、ともに初のベスト4進出。
翌12日に行われる準決勝では、桐光学園と昌平(三重交通Gスポーツの杜鈴鹿、サッカー・ラグビー場メイングラウンド)、山梨学院と東山(四日市中央緑地公園陸上競技場)がそれぞれ対戦する。キックオフ時間は、ともに11時予定。勝利チームは13日の決勝に進む。
◇インターハイの男子サッカーは8月7日より6日間にわたって熱戦が繰り広げられる。今大会は全国高体連公式インターハイ応援サイト「インハイTV」を展開。インターハイ全30競技の熱戦を無料で配信中。また、映像は試合終了後でもさかのぼって視聴でき、熱戦を振り返ることができる。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)