【ホッケー】岐阜総合学園、5-0完封発進も 想像を超えた“地元の緊張感”「みんな固まっていた」
全国高校総体(インターハイ)は29日、ホッケー男子2回戦が岐阜・川崎重工ホッケースタジアムで開催され、地元の岐阜総合学園(岐阜)が巻総合(新潟)を5-0で下し、初陣を飾った。
インターハイ男子ホッケー2回戦、巻総合を5-0で下して完封発進
全国高校総体(インターハイ)は29日、ホッケー男子2回戦が岐阜・川崎重工ホッケースタジアムで開催され、地元の岐阜総合学園(岐阜)が巻総合(新潟)を5-0で下し、初陣を飾った。
黄色と青のTシャツに身を包んだ大応援団がスタンドを埋め尽くした。その地元の大声援に応えたい岐阜総合だったが、想像を超える緊張感が選手の動きを重くする。「初戦というのもあるし、開催地というのもあって、みんな固まっていた。普段と全然違った」(澤井裕成 3年)
第1Q、岐阜総合は9分、12分、13分と立て続けにペナルティーコーナー(PC)のチャンスを得るが、巻総合の堅守を崩せず得点には至らない。
先制点が遠く、「焦りもあった」(澤井)という第2Qの24分、PCの流れからペナルティシュート(PS)を獲得。これを澤井が落ち着いて決めて、待望の先制点を奪う。
これで硬さがとれた岐阜総合は、続く25分にも左からのボールをDF成木優(3年)が押し込んで、2-0で前半を終える。
ハーフタイムに「後ろでボールを回してばかりで、これじゃダメだ。もっと前に行け」と酒井健之監督から檄を飛ばされた岐阜総合イレブンは、FW澤井を中心に積極的に攻撃を仕掛ける。